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J-GLOBAL ID：201202218825841043   整理番号：12A1588856

広帯域インピーダンススペクトル測定によるケーブルの劣化診断

Diagnosis of Cable Aging by Broadband Impedance Spectroscopy

著者 (3件)： OHKI Yoshimichi (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  YAMADA Takayuki (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  HIRAI Naoshi (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Annual Report. Conference on Electrical Insulation and Dielectric Phenomena  (Annual Report. Conference on Electrical Insulation and Dielectric Phenomena)
巻： 2011 Vol.1  ページ： 24-27  発行年： 2011年 
JST資料番号： D0693A  ISSN： 0084-9162  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ケーブルの劣化監視に対する広帯域インピーダンススペクトル測定(BIS)法の有効性を実験的に検討した。試料には,難燃性エチレンプロピレンゴム(FR-EPR)絶縁3心ケーブルおよび架橋ポリエチレン(XLPE)絶縁単心ケーブルを用い,加熱およびγ線照射によって劣化させた。また,一部の試料には外部から導体に達する貫通穴を空けて食塩溶液を注入し,界面水トリーの発生を模擬した。これらの試料に対して劣化前後で広帯域インピーダンススペクトル測定を行い,インピーダンス絶対値と位相角の変化を調べた。高速フーリエ変換解析の結果から,γ線劣化および水トリー劣化の何れの試料に対しても劣化を判別することができた。さらに,劣化前データがなくても,劣化発生位置の標定ができることが分かった。BIS測定法がケーブルの劣化診断に対して有効であることが判明した。

シソーラス用語： インピーダンススペクトル ,  スペクトロスコピー ,  *電力ケーブル ,  *故障診断 ,  電気故障 ,  熱劣化 ,  γ線照射 ,  照射損傷 ,  水トリー ,  位置決め ,  故障点標定
準シソーラス用語： *劣化診断

分類 (2件)： 電線・ケーブル  (NA05020S) ,  絶縁材料  (NA04030W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 広帯域 ,  インピーダンススペクトル ,  ケーブル ,  劣化診断