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J-GLOBAL ID：201202218829555398   整理番号：12A0716320

微量元素特集:DNA損傷の防止のためのコエンザイムQ₁₀必要量

Micronutrient special issue: Coenzyme Q₁₀ requirements for DNA damage prevention

著者 (2件)： SCHMELZER Constance (Leibniz Inst. for Farm Animal Biology (FBN), Nutritional Physiology, Wilhelm-Stahl-Allee 2, 18196 Dummerstorf, DEU) ,  DOERING Frank (Univ. of Kiel, Inst. of Human Nutrition and Food Sci., Molecular Prevention, Heinrich-Hecht-Platz 10, 24118 Kiel, DEU)
資料名： Mutation Research  (Mutation Research)
巻： 733  号： 1-2  ページ： 61-68  発行年： 2012年05月01日 
JST資料番号： C0520A  ISSN： 0027-5107  CODEN： MRFMEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コエンザイムQ₁₀(CoQ₁₀)はミトコンドリア呼吸鎖における電子伝達系の必須成分であり,いくつかの生物学的プロセスにおいて補助因子として働く。還元型のCoQ₁₀(ユビキノール,Q₁₀H₂)は生物膜における効果的な抗酸化物質である。ここ数年,DNA損傷の防止に関連する機構に関するCoQ₁₀補給の分子的作用について特別な関心が広まっている。本総説では,細胞,動物およびヒトのゲノム安定性に対するCoQ₁₀の影響についての筆者らの理解の最近の進歩を報告する。いくつかのin vitroおよびin vivo研究に関して,CoQ₁₀は酸化的DNA損傷とゲノム安定性のいくつかのマーカーに対して保護的作用を示す。酸化ストレスのバイオマーカーに対するCoQ₁₀の防御作用について報告した研究の数に比べて,DNA損傷のマーカーに直接注目した,ヒトにおけるCoQ₁₀介入研究の数は限られている。従って,DNA損傷の防止に対するCoQ₁₀の有益な作用の報告を実証するためには,長期にわたる追跡調査とともに健常者と患者の集団におけるより詳細に設計された研究が必要である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *DNA損傷 ,  安定性 ,  酸化ストレス ,  *多価フェノール ,  ヒト ,  培養細胞 ,  細胞 ,  実験動物 ,  キノン ,  脂環式化合物 ,  ユビキノン ,  ポリエン ,  エノールエーテル
準シソーラス用語： ゲノム安定性 ,  酸化的DNA損傷 ,  哺乳類細胞

分類 (3件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V) ,  生物学的機能  (EB02020R)

物質索引 (1件)： コエンザイムQ₁₀

タイトルに関連する用語 (3件)： 微量元素 ,  DNA損傷 ,  コエンザイムQ10