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J-GLOBAL ID：201202218885380584   整理番号：12A1497089

大気乱流中を伝搬する偏心レーザビームの発展

Evolution of decentred laser beams propagating through atmospheric turbulence

著者 (6件)： LI Xiaoqing (Key Lab. Atmospheric Composition and Optical Radiation, Chinese Acad. Sci., Hefei, CHN) ,  LI Xiaoqing (Sichuan Normal Univ., Chengdu, CHN) ,  LI Xiaoqing (Sichuan Univ., Chendu, CHN) ,  JI Xiaoling (Key Lab. Atmospheric Composition and Optical Radiation, Chinese Acad. Sci., Hefei, CHN) ,  JI Xiaoling (Sichuan Normal Univ., Chengdu, CHN) ,  ZHU Wenyue (Key Lab. Atmospheric Composition and Optical Radiation, Chinese Acad. Sci., Hefei, CHN)
資料名： Journal of Modern Optics  (Journal of Modern Optics)
巻： 59  号： 13/14  ページ： 1168-1179  発行年： 2012年07月20日 
JST資料番号： D0250A  ISSN： 0950-0340  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強度最大の点がビームの中心から離れた偏心レーザビームについて,大気乱流中を通じた伝搬特性を理論的に調べた。伝搬距離と乱流の強さの関数として,ビームの平均強度,ビームの重心,強度最大位置の変化を調べた。その結果,伝搬距離と乱流の強度が増すにしたがって,強度分布の偏心性は次第に解消されていくが,ビームの重心はほぼ一定に保たれることが分かった。ビーム断面内の強度分布に関しては,伝搬距離が小さい場合,伝搬方向のまわりに対称的な2つの極大が現れた。また,伝搬距離が増すにつれて極大は1つに合体し,さらに距離が増すと極大位置は伝搬軸から離れ,やがて一定の位置に落ち着くことが分かった。このときの,極大位置は,大気の屈折率,偏心パラメータ,ウェスト幅に依存して変化した。伝搬距離が大きいところ,および,大気乱流の強度が大きいとき,ビームは軸外れGaussビームで記述できた。

シソーラス用語： *大気乱流 ,  *偏心 ,  *レーザビーム ,  *伝搬特性 ,  範囲 ,  Gaussビーム
準シソーラス用語： ビームウェスト

分類 (1件)： 放射伝達,放射変調  (BD03080P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 大気乱流 ,  伝搬 ,  偏心 ,  レーザビーム ,  発展