文献

J-GLOBAL ID：201202218955297728   整理番号：12A1237129

プレドニソン薬剤放出のためのpH応答性PMAA-b-PEG-b-PMAAトリブロック共重合体,および放出動力学

pH-responsive PMAA-b-PEG-b-PMAA triblock copolymer micelles for prednisone drug release and release kinetics

著者 (3件)： LUO Yan-Ling (Shaanxi Normal Univ., Key Lab. of Macromolecular Sci. of Shaanxi Province, School of Chemistry & Chemical ...) ,  YU Wei (Shaanxi Normal Univ., Key Lab. of Macromolecular Sci. of Shaanxi Province, School of Chemistry & Chemical ...) ,  XU Feng (Shaanxi Normal Univ., Key Lab. of Macromolecular Sci. of Shaanxi Province, School of Chemistry & Chemical ...)
資料名： Polymer Bulletin  (Polymer Bulletin)
巻： 69  号： 5  ページ： 597-620  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： H0465B  ISSN： 0170-0839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： pH応答性ポリ(メタクリル酸)-b-ポリ(エチレングリコール)-b-ポリ(メタクリル酸)トリブロック共重合体を,原子移動ラジカル重合により合成し,FT-IR,¹HNMR,およびGPCにより解析評価した。合成したばかりの高分子は水溶液中で,濃度に依存して18~89nmの範囲の平均径の,安定でほぼ球形のナノミセルに自己集合できるが,PBS溶液中においても明確な球形モルホロジーをとる。異なる媒体中におけるミセル化挙動を,蛍光顕微鏡技術,UV-vis透過率,および動的光散乱測定により調べた。ミセルの臨界ミセル濃度およびサイズは,PEGおよびPMMA鎖の長さ,あるいは分子量の増加とともに低下した。pH依存の相転移挙動は約5.2のpH値において起こり,安定なpHミセル化は約4.8から7.4の狭いpH範囲で変化した。これらのトリブロック共重合体は,MTTアッセイにより明らかになったように,400mg/L以下のミセル濃度においては細胞毒性が低い。プレドニソン放出,および放出速度の研究から,これらのpH感受性高分子ミセルが,薬剤放出の良い担体になることが明らかになった。Copyright 2012 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *トリブロック共重合体 ,  ポリメタクリル酸 ,  ポリエチレンオキシド ,  *薬物放出 ,  透光性 ,  *ミセル形成 ,  モルフォロジー ,  動的光散乱 ,  機能性高分子 ,  ナノ構造 ,  ミセル ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  薬物担体 ,  ステロイド ,  ジエン ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジオール ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： pH応答性高分子 ,  ナノミセル

分類 (1件)： 高分子担体・触媒反応  (CG03030W)

物質索引 (1件)： プレドニソン

タイトルに関連する用語 (6件)： プレドニソン ,  薬剤放出 ,  pH応答性 ,  PEG ,  トリブロック共重合体 ,  放出動力学