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J-GLOBAL ID:201202219008013518   整理番号:12A0412414

緑豆ではN-3-オキソ-デカノイル-L-ホモセリン-ラクトンが過酸化水素および一酸化窒素依存性のサイクリックGMPシグナリングを介してオーキシン誘導性の不定根形成を活性化する

N-3-Oxo-Decanoyl-L-Homoserine-Lactone Activates Auxin-Induced Adventitious Root Formation via Hydrogen Peroxide- and Nitric Oxide-Dependent Cyclic GMP Signaling in Mung Bean
著者 (5件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 725-736  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,細菌の定足数感知に関与し植物の防御反応と根の発達に影響するN-アシル-ホモセリン-ラクトンのアナログであり,そのC3位を置換したN-3-オキソ-デカノイル-ホモセリン-ラクトン(3-O-C10-HL)による緑豆苗の不定根形成への影響を調べた。その結果,3-O-C10-HLが不定根形成とオーキシン応答遺伝子の発現を誘導することが明らかになった。不定根形成は3-O-C10-HL処理による過酸化水素(H2O2)と一酸化窒素(NO)およびサイクリックGMP(cGMP)の産生によって促進され,これらのスカベンジャーや阻害剤で処理することで抑制された。3-O-C10-HL処理によってオーキシンの求基的輸送が促進されたが,H2O2やNOのスカベンジャー処理によってその反応は転換された。また,3-O-C10-HL誘導性のH2O2やNOの蓄積が抑制されるとオーキシンまたは3-O-C10-HL誘導性のcGMP合成が阻害されたが,その逆は生じなかった。以上から,H2O2やNOはcGMPシグナルの上流で機能している可能性が示され,3-O-C10-HLはおそらくH2O2およびNO依存性のシグナリングを介してオーキシン依存性の不定根形成を加速していることが示唆された。
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分類 (3件):
分類
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発生,成長,分化  ,  豆類  ,  植物ホルモン 
タイトルに関連する用語 (11件):
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