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J-GLOBAL ID：201202219064229264   整理番号：12A0385687

液胞のグリホサート隔離はオーストラリア,南アフリカ及びヨーロッパからのライグラス(Lolium spp.)におけるグリホサート抵抗性と相関する

Vacuolar Glyphosate-Sequestration Correlates with Glyphosate Resistance in Ryegrass (Lolium spp.) from Australia, South America, and Europe: A ³¹P NMR Investigation

著者 (9件)： GE Xia (Washington Univ., Missouri, USA) ,  D’AVIGNON D. Andre (Washington Univ., Missouri, USA) ,  ACKERMAN Joseph J. H. (Washington Univ., Missouri, USA) ,  COLLAVO Alberto (Inst. of Agro-environmental and Forest Biology, Legnaro (PD), ITA) ,  SATTIN Maurizio (Inst. of Agro-environmental and Forest Biology, Legnaro (PD), ITA) ,  OSTRANDER Elizabeth L. (Monsanto Co., Missouri, USA) ,  HALL Erin L. (Monsanto Co., Missouri, USA) ,  SAMMONS R. Douglas (Monsanto Co., Missouri, USA) ,  PRESTON Christopher (Univ. Adelaide, SA, AUS)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 5  ページ： 1243-1250  発行年： 2012年02月08日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： L.rigidumのグリホサート耐性株(GR)及び感受性株(GS)を用い,液胞のグリホサートと細胞質のグリホサート間における³¹P NMRスペクトルの相違によりグリホサート抵抗性(LD₅₀),EPSPS酵素活性阻害(IC₅₀)及びチリ及びブラジルからのGRとGS変異体間の転移を調べた。オーストラリア,ブラジル,チリ及びイタリアからの全変異体は類似の細胞内取り込みを示したが,GR変異体ではグリホサートの液胞内への隔離が見られ,GS変異体では殆ど見られなかった。液胞への隔離度はグリホサート耐性と定量的に相関していた。GS及びGR変異体間でEPSPS酵素の点変異が起こっていた。ライグラスのグリホサート耐性には液胞の隔離が主要な役割を果たしていると考えられた。

シソーラス用語： *ドクムギ属 ,  *液胞 ,  *農薬耐性 ,  感受性 ,  薬剤感受性 ,  突然変異体 ,  スペクトル ,  地域差 ,  液胞膜 ,  膜タンパク質 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ホスホン酸 ,  第二アミン
準シソーラス用語： *Lolium ,  NMRスペクトル ,  トランスポータ ,  ライグラス ,  農薬感受性

分類 (1件)： 植物生理学一般  (EH02010Y)

物質索引 (1件)： グリホサート

タイトルに関連する用語 (11件)： 液胞 ,  グリホサート ,  隔離 ,  オーストラリア ,  南アフリカ ,  ヨーロッパ ,  ライグラス ,  Lolium ,  SPP ,  グリホサート抵抗性 ,  相関