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J-GLOBAL ID：201202219144466429   整理番号：12A0871843

二酸化チタンナノ粒子とオリゴヌクレオチドからなるナノ複合体

Nanocomposites Consisting of Titanium Dioxide Nanoparticles and Oligonucleotides

著者 (7件)： LEVINA Asya (Inst. Chemical Biology and Fundamental Medicine, RAS, Novosibirsk, RUS) ,  ISMAGILOV Zinfer (Boreskov Inst. Catalysis, RAS, Novosibirsk, RUS) ,  REPKOVA Marina (Inst. Chemical Biology and Fundamental Medicine, RAS, Novosibirsk, RUS) ,  SHATSKAYA Natalia (Inst. Chemical Biology and Fundamental Medicine, RAS, Novosibirsk, RUS) ,  SHIKINA Nadezhda (Boreskov Inst. Catalysis, RAS, Novosibirsk, RUS) ,  TUSIKOV Fedor (Boreskov Inst. Catalysis, RAS, Novosibirsk, RUS) ,  ZARYTOVA Valentina (Inst. Chemical Biology and Fundamental Medicine, RAS, Novosibirsk, RUS)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 12  号： 3  ページ： 1812-1820  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二酸化チタン(TiO₂)ナノ粒子(TNP)とポリリジン含有オリゴヌクレオチド(PL-DNA)からなるDNAフラグメントデリバリー用のナノ複合体を作製した。これはDNAがPLリンカを介して異なる形式(非晶質,アナターゼ,ブルッカイト)のTNPに物理吸着により非共有的に結合したものである。結合の非共有性にもかかわらず,DNAのTNPへの耐久的固定化は細胞への運搬担体としてTNPを用いることを保証する。同時に,結合の非共有性は細胞内部でDNAをTNPから開放することを可能にする。細胞内外におけるDNAのこの二つの状態がうまくバランスしている。こうして,いかなる移入薬剤も物理的影響もなしに,TiO₂-PL-DNAナノ複合体がHeLa細胞に貫入することを共焦点顕微鏡法により示した。

シソーラス用語： ドラッグデリバリーシステム ,  *遺伝子導入 ,  *酸化チタン ,  ナノ粒子 ,  *オリゴヌクレオチド ,  ポリリジン ,  *ナノ複合材料 ,  *HeLa細胞 ,  光学顕微鏡法 ,  物理吸着 ,  生体試料固定
準シソーラス用語： *遺伝子デリバリーシステム ,  共焦点顕微鏡法 ,  二酸化チタン

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  物理薬剤学  (GY01012A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 酸化チタンナノ粒子 ,  オリゴヌクレオチド ,  ナノ複合体