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J-GLOBAL ID：201202219155829582   整理番号：12A0509415

TiC粒子強化モリブデン複合材料の放電プラズマ焼結

Spark plasma sintering of TiC particle-reinforced molybdenum composites

著者 (5件)： OHSER-WIEDEMANN R. ,  WECK Ch. ,  MARTIN U. ,  MUELLER A. ,  SEIFERT H.j.
資料名： International Journal of Refractory Metals & Hard Materials  (International Journal of Refractory Metals & Hard Materials)
巻： 32  ページ： 1-6  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： H0059B  ISSN： 0263-4368  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モリブデンの再結晶抵抗性と機械的性質を改善するために,TiC粒子強化複合材料を放電プラズマ焼結法(SPS)で焼結した。高エネルギーボールミル処理によりTiCを6~25体積%含む粉末を製造した。すべての粉体は1600°Cおよび1800°Cで焼結し,焼結複合材料の一部は1100~1500°Cで10h,水素中で熱処理した。粉末および複合体は走査型電子顕微鏡とX線回折で調べた。複合材料の微小硬度と密度を測定し,緻密化挙動を調べた。SPSにより相対密度が97%以上のMo-TiCの複合体が製造可能であることを示した。すべてのバルク試験片の緻密化挙動と硬度は,粉体製造のためのボールミル条件およびTiCの含有量の両方に依存した。最高の硬度は,最強に粉砕した粉末から焼結したTiCを25体積%含む複合材料から得られた。TiC粒子は,1300°Cで10hまで焼結中および熱処理中のモリブデンの再結晶と粒成長を防止した。モリブデン炭化物粒子間の相互拡散により(Ti_1-xMo_x)C_y炭化物から成る固溶体遷移帯を生成する。この拡散帯によりモリブデンマトリックスとTiC粒子間の結合が向上する。焼結後のXRD測定により六角形のMo₂C炭化物の新規な相を検出した。この相は(Ti_1-xMo_x)C_yまたはモリブデンが炭素過飽和の場合に焼結温度からの冷却時に析出する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *炭化チタン ,  *放電焼結 ,  再結晶 ,  機械的性質 ,  摩砕 ,  微小硬さ ,  相対密度 ,  結晶粒粗大化 ,  チタン化合物 ,  モリブデン化合物 ,  炭化物 ,  転位密度 ,  緻密化 ,  焼なまし ,  相互拡散 ,  拡散層 ,  付着力 ,  *分散強化合金 ,  *モリブデン合金 ,  金属組織 ,  焼結合金 ,  *放電プラズマ焼結
準シソーラス用語： ボールミル処理 ,  炭化モリブデン ,  *粒子強化複合材料

分類 (4件)： 圧粉,焼結  (WC02030X) ,  分散強化合金  (WE04030R) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： TiC ,  粒子強化 ,  モリブデン ,  複合材料 ,  放電プラズマ焼結