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J-GLOBAL ID:201202219156333947   整理番号:12A0468422

2つの帆立貝種Patinopecten yessoensis(ホタテガイ)およびChlamys farreri(アズマニシキガイ)における卵および精液の受精生物学

Fertilization biology of eggs and sperms in two scallop species Patinopecten yessoensis and Chlamys farreri
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 75-81  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2028A  ISSN: 1000-7075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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2つの帆立貝種Patinopecten yessoensisおよびChlamys farreriにおける卵および精液の受精生物学特性(放出後のモルフォロジー変化,卵水特性,精子先体反応,卵表層反応および卵に及ぼす精子部分分離成分の影響を含む)を,電子顕微鏡,光学顕微鏡ならびにスペクトル走査解析および受精により観察した。P.yessoensisとC.farreri間の生物学的特性において有意差がないことを,結果は示した。海水に放出後lO分以内の帆立貝精液において,明らかな外観変化は無かった。しかし,30分後に,精液の25%はほぼ球状に頭拡大し,受精能力は弱まった。一方,海水に放出後1時間以内の帆立貝卵の受精能力は変化しなかった。そして,卵のおよそ33%は,2時間において極体の出現なしに開裂した。大部分の卵割は2細胞期で終わり,いくつかは4細胞期で終わった。そして,この段階で卵の受精能力は失われた。卵水に落とした大部分の精液は自己分解し,他の精液は凝集した。卵水に移して後10分間に,無傷精子個体は見られなかった。精子先体反応は,卵水またはカルシウムionophone A23187によって誘導された。2,3の精子頭部が卵の表面に付着したが,ニジマス精漿,精子頭部および精子尾部を含む精液成分は,卵を活性化することができなかった。帆立貝における卵および精液の生物学的特性に関するこの研究は,種々の帆立貝種からの精液および卵が互いに認識しあい受精する理由を理解するための,基本的データを提供することが期待されている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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