文献

J-GLOBAL ID：201202219168432843   整理番号：12A1007552

増分制約付最小化によるSWCNT凝集機構の研究

Mechanics of SWCNT Aggregates Studied by Incremental Constrained Minimization

著者 (2件)： LAN Mengyu (Columbia Univ., NY) ,  WAISMAN Haim (Columbia Univ., NY)
資料名： Journal of Nanomechanics & Micromechanics  (Journal of Nanomechanics & Micromechanics)
巻： 2  号： 2  ページ： 15-22  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： W2301A  ISSN： 2153-5434  CODEN： JNMOCO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子力学法の計算限界を克服するために新しい分子力学法を提案し,これを用いてランダムに分散する短い単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の応力歪応答を研究した。言い換えれば,ランダムに分散する多数のナノチューブからなるSWCNT凝集機構を研究した。新しい分子力学法は,シミュレーションセルに対して引張りを徐々に増加することによる歪負荷を実行し,新しい共形位置をマッピングする。それから,増分ごとに,CNTの末端を固定したまま,制約付最小化を実行する。セル内のCNTの数を増すにつれて,系の応力歪応答は等方的応答に収束し,系のYoung率はSWCNT凝集密度に比例して増加することが分かった。ゼロ温度での分子動力学シミュレーションと同じ結果を短いCPU時間で得ることができた。

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *凝集 ,  *最小化問題 ,  制約付最適化問題 ,  *分子内力学 ,  分散系 ,  ナノテクノロジー ,  *機械的性質 ,  凝集体 ,  分散【dispersion】 ,  Young率 ,  CPU時間
準シソーラス用語： *応力歪関係 ,  *分子力学法

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 増分 ,  制約 ,  最小化 ,  SWCNT ,  凝集 ,  研究