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J-GLOBAL ID：201202219202432963   整理番号：12A0717912

微生物燃料電池を使用する豚舎汚水由来のストルーバイトとしてのリンの除去と回収

Removal and recovery of phosphorus as struvite from swine wastewater using microbial fuel cell

著者 (2件)： ICHIHASHI O. (River Basin Res. Center, Gifu Univ., 1-1 Yanagido, Gifu City 501-1193, JPN) ,  HIROOKA K. (River Basin Res. Center, Gifu Univ., 1-1 Yanagido, Gifu City 501-1193, JPN)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 114  ページ： 303-307  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空気カソード単一室微生物燃料電池(MFCs)を豚舎汚水を用いて運転した。最大電力密度,最大電流密度,COD除去効率の平均値,およびクーロン効率は各々1-2.3W/m²,6.0-7.0A/m²,76-91%,および37-47%である。運転中,リンの70-82%が流入水から除去され,またいくつかの沈殿がカソードの液側の表面に観察された。これらの沈殿に含まれているリンの量は流入水の4.6-27%相当であると評価された。これらの沈殿の主成分はX線回折分析によりストルーバイトであることが明らかとなった。さらに,本結果は懸濁物質形態のリンが最初に溶解し,それからカソード上に沈殿することを示している。走査電子顕微鏡観察によると,沈殿の形態は不規則に形付けられ,六角形断面表面をもつ結晶を含み,よく知られている針状結晶とは異なる。これらの結果は,微生物燃料電池による廃水からの電力とリンの同時回収が可能であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *燃料電池 ,  *汚水 ,  *燐酸塩鉱物 ,  エネルギー密度 ,  エネルギー効率 ,  リン ,  沈殿 ,  形態 ,  脱リン ,  *有用物質回収 ,  電力 ,  廃水処理
準シソーラス用語： Coulomb効率 ,  *ストルーバイト ,  *リン回収 ,  リン除去 ,  電力密度 ,  *豚舎汚水 ,  *微生物燃料電池

分類 (3件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  農業廃棄物の廃水処理  (FB07020B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 微生物燃料電池 ,  豚舎汚水 ,  ストルーバイト ,  リン