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J-GLOBAL ID:201202219218963470   整理番号:12A1116805

化粧品中の12種のフタレートの同定と定量の分析法:ISO12787の国際標準「化粧品-分析法-クロマトグラフィーを利用する分析結果の検証基準」の適用

Analytical method for the identification and assay of 12 phthalates in cosmetic products: Application of the ISO 12787 international standard “Cosmetics-Analytical methods-Validation criteria for analytical results using chromatographic techniques”
著者 (6件):
資料名:
巻: 1253  ページ: 144-153  発行年: 2012年08月31日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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通常,フタレートと呼ばれるフタル酸エステルは,化粧品中に成分,又は混入物質として存在する。混入物質としてのそれらの存在は,製造工程,プラスチック(ポリビニルクロリド-PVC)が用いられる容器からのフタレートの移動,又は用いられる原材料に起因する。ヨーロッパ規則の化粧品1223/2009によれば,化粧品では8種のフタレート(DBP,DEHP,BBP,DMEP,DnPP,DiPP,DPP,又はDiBP)が禁止されている。規制されている8種を含めた12種のフタレートの化粧品中の分析にGC/MS法を開発した。分析は,電子衝撃イオン化モードのGC/MSシステムで行った。フタレートの分離は,架橋5%-フェニル/95%-ジメチルポリシリキサンキャピラリーカラム(30m×0.25mm内径,膜厚:0.25mm)によって温度勾配を利用して得る。フタレートの定量は内部標準を利用する外部キャリブレーションによって行う。標準溶液による検証要素が,満足されるシステムの適合性(分離度>1.5),注入当たり0.25ngの通常の定量限界,0.5-5.0μgmL-1の範囲の十分な直線性,及び実験室内スペシエーションと一致する精度と正確度を示した。エタノールによる希釈後の分析注入が可能な化粧品試料を分析する一方,ミルクやクリームのような複雑な化粧品マトリックスではtert-ブチルメチルエーテル(TBME)を利用する液/液抽出の後に分析した。分析する化粧品の型によって,12種のフタレートの定量限界は0.5-2.5μgg-1の範囲であった。ISO12787の国際標準「化粧品-分析法-クロマトグラフィーを利用する分析結果の検証基準」中の分析法を利用してすべての試料を分析した。本分析プロトコルは,再構成試料マトリックスの作成が可能でないときに特に適合する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  化粧品 

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