文献
J-GLOBAL ID:201202219253301898   整理番号:11A1027716

上海のヤシオオオサゾウムシ,Rhynchophorus ferrugineus(Olivier)(甲虫類: ゾウムシ科)の耐寒性

Cold hardiness of the red palm weevil, Rhynchophorus ferrugineus (Olivier) ( Coleoptera: Curculionidae) in Shanghai
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 226-232  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1455A  ISSN: 0454-6296  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
元は南アジアの侵入型ヤシオオオサゾウムシ(ゾウムシ科)(RPW)(Rhynchophorusferrugineus(Olivier))は中国においてヤシの深刻な侵入害虫となっている。RPWが冷温下でどのように生き残るかについて理解するため,上海(Shanghai)野外原料を用い,著者らは過冷却点計測器を用いた過冷却点(SCPs)の決定,及び低温の環境チャンバーを用いた耐寒性の決定を行い,また上海において野外越冬実験のシミュレーション及びRPWが越冬するための北の限界の分析も行った。結果は,発育段階が上昇した為RPWのSCPが著しく低減したことを示す。成虫は最小のSCPで,増加順で次に第9齢幼虫,第5齢幼虫,第一齢幼虫,卵と続く。RPWの様々な発育段階における生存率は6時間,24時間,48時間,及び72時間で測定し,生残率と低温度間の関係性は非常に有意にロジスティックモデルに適合することができた。Ltemp_(50)(実験個体群の死亡率が50%になる温度)は,時間の持続に伴いRPW全段階で増加した。処置後72時間,たまご,第1齢幼虫,第5の齢幼虫,第9齢幼虫及び成虫それぞれのLtemp50値は,それぞれ1.61,-1.67,-2.39,-2.40及び-0.40°Cであった。この結果は,幼生が最も高い耐寒性を持ち,順に成虫,卵であることを示す。上記のデータは,耐寒性とSCPs間の相関が一律でポジティブでないことを示唆する。このように,著者らは成虫と幼生のどちらもRPWにとっては越冬可能な段階であると推測する。幼生および成虫どちらの生残率も2年連続で(2007年及び2008年)の60%を越え,RPWの上海での野外越冬が可能であることを示唆する・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個体群生態学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る