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J-GLOBAL ID：201202219277651180   整理番号：12A0658653

斜角を有する鉄筋コンクリート壁式橋脚の破壊過程に関する解析的検討

Analytical study on failure process of reinforced concrete wall-type skewed pier

著者 (3件)： 京田英宏 (北海道大学大学院 工学研究科北方圏環境政策工学専攻) ,  三上隆 (北海道大学大学院 工学研究科北方圏環境政策工学専攻) ,  西弘明 ((独)土木研究所寒地土木研究所 寒地構造チーム)
資料名： 土木学会論文集 A2(応用力学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A2 (Applied Mechanics) (Web))
巻： 67  号： 2  ページ： I.461-I.470 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0102B  ISSN： 2185-4661  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 橋脚内部の損傷状態を把握するために,橋脚上の支承条件を考慮した斜角を有するRC壁式橋脚の正負交番載荷実験を行った。ファイバーモデルに基づく三次元骨組みモデルを用いた非線形静的解析法により,その損傷過程を数値解析的に検証した。載荷実験では,長さ8.0mの箱桁とそれを中間支点で支持する橋脚模型について,フーチングを設置した台座に対して橋軸方向に載荷した。橋梁には積層ゴム支承や免震支承を積極的に採用した。ファイバーモデルに基づく非線形静的解析法により,斜角の有無にかかわらず,鉄筋降伏前後までの履歴特性を概ね再現可能であった。橋脚の損傷は中立軸から遠い隅角部から徐々に進行し壁全幅に及んだ。これはファイバーモデルに基づく座屈モデルにより再現可能であった。

シソーラス用語： *橋脚 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  繰返し試験 ,  載荷試験 ,  解析モデル ,  非線形解析 ,  壁式構造 ,  *耐震解析 ,  破壊モード ,  斜橋 ,  橋梁支承 ,  破壊 ,  ファイバーモデル ,  繰返し載荷試験
準シソーラス用語： 座屈モデル ,  正負交番載荷試験

分類 (1件)： 下部工  (RC06060B)

引用文献 (18件)：

• 日本道路協会:道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編, 2002.
• 鉄道総合技術研究所:鉄道構造物等設計標準・同解説, 1999.
• 土木学会:コンクリート標準示方書 設計偏,2007.
• 川島一彦:鉄筋コンクリート橋脚の動的耐力及び変形性能に及ぼす斜め方向載荷の影響,土木技術資料, Vol.33,No.8,pp.27-33,1991.
• 西田秀明,運上茂樹,長屋和宏:正方形断面を有する RC柱を斜め載荷した場合の動的耐力・変形性能,第4回地震時保有水平耐力法に基づく橋梁の耐震設計に関するシンポジウム講演論文集,pp.215-220,2000.

タイトルに関連する用語 (4件)： 鉄筋コンクリート ,  壁式橋脚 ,  破壊過程 ,  解析