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J-GLOBAL ID:201202219280470480   整理番号:12A0900046

自食作用増大は2型糖尿病Goto-Kakizaki(GK)ラットのミトコンドリア機能障害において主要な役割を果たす:(-)-エピガロカテキン-3-ガラートの改善効果

Enhanced autophagy plays a cardinal role in mitochondrial dysfunction in type 2 diabetic Goto-Kakizaki (GK) rats: ameliorating effects of (-)-epigallocatechin-3-gallate
著者 (11件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 716-724  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酸化ストレスとミトコンドリア機能障害は2型糖尿病(T2DM)とインスリン抵抗性において重要な役割を果たすことが知られている。しかしT2DMの病理は不明な点が多い;特に骨格筋と他のインスリン感受性組織のミトコンドリア機能障害機構はまだ不明である。本研究では酸化ストレスとミトコンドリア機能障害の機構について,ミトコンドリア動力学(ミトコンドリア生物発生と自食作用を含む)に焦点を当て,非肥満糖尿病動物モデルのGoto-Kakizaki(GK)ラットで検討した。その結果,GKラットはグルコース代謝を阻害し,酸化ストレスを増加させ,ミトコンドリア機能を低下させることが分かった。これらの機能不全はLC3B,Beclin1及びDRP1(自食作用を仲介する主要分子)の誘導と関連するが,これらはミトコンドリア生物発生経路には影響しないようであることが分かった。さらに(-)-エピガロカテキン-3-ガラート(EGCG)を潜在的自食標的栄養素として調べた結果,EGCG処理はGKラットのグルコース耐性とグルコースホメオスタシス改善し,骨格筋の酸化ストレスとミトコンドリア機能障害を低下させることが分かった。ROS-ERK/JNK-p53経路のダウンレギュレーションによるGKラットの過剰な筋肉自食作用改善はグルコース代謝改善,酸化ストレス低下,ミトコンドリア損失と機能障害抑制をもたらした。これらの結果から,a)高血糖関連酸化ストレスはROS-ERK/JNK-p53経路アップレギュレーションによる自食作用を誘導すること(これは糖尿病GKラットヒラメ筋ミトコンドリア損失に寄与),b)EGCGはインスリン抵抗性治療に有効な潜在的自食作用調節体であることが示唆された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  細胞生理一般  ,  食品の化学・栄養価 
物質索引 (1件):
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