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J-GLOBAL ID:201202219390089570   整理番号:12A0712332

両耳間相互相関関数と5スピーカにより再生した音の空間印象との関係

Relationships between interaural cross-correlation function and spatial impression of sound reproduced with five loudspeakers
著者 (2件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 193-196 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0399A  ISSN: 1347-5177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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5チャンネル音響再生システムの評価について述べた。マルチチャンネル・ホームシアターシステムはますます一般的になり,音像の位置および,数,幅といった空間印象並びに,アンビエンスの拡がりを評価することは重要になった。両耳間時間差(ITD)および,両耳間レベル差(ILD),両耳間相互相関係数といった物理パラメータは,音像の空間印象を評価するために使用されてきた。しかしながら,今までのところ,系統的にマルチチャンネル音響再生装置によって再生された空間印象を評価するための手法は,全く確立されていない。この問題に取り組むため,両耳間相互相関関数(IACF)を,空間印象を評価するためのキーパラメータとして提案する。空間印象は,音像定位および,音像幅,アンビエンスを使用することで分類した。空間印象に対応する物理測定値を得るために,IACFパターンを採用した。シミュレーションにより,5チャンネル再生システムの評価に焦点を合わせて,IACFパターンの有効性を研究した。IACFパターンのピーク位置および,ピーク値すなわちIACC分布は,それぞれ音像定位および,音源幅,アンビエンスに対応することが明確である。残された課題では,時間変化する一般的な音響信号に,IACFパターンを適用して,マルチチャンネル音再生において,元々意図した空間的特徴への忠実度が実現できるかどうか評価するつもりである。
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オーディオ機器 
引用文献 (9件):
  • 1) I. Choi, B. G. Shinn-Cunningham, S. B. Chon and K. Sung, “Objective measurement of perceived auditory quality in multichannel audio compression coding systems,” J. Audio Eng. Soc., 56, 3–17 (2008).
  • 2) S. George, S. Zielinski and F. Rumsey, “Initial developments of an objective method for the prediction of basic audio quality for surround audio recordings,” AES 120th Convention, Paper 6686, Paris, France (2006).
  • 3) S. George, S. Zielinski, F. Rumsey, R. Conetta, M. Dewhirst, P. Jackson, D. Meares and S. Bech, “An unintrusive objective model for predicting the sensation of envelopment arising from surround sound recordings,” AES 125th Convention, Paper 7599, San Francisco, USA (2008).
  • 4) http://sound.media.mit.edu/KEMAR.html
  • 5) M. Slaney, “An efficient implementation of the Patterson-Holdsworth auditory filter bank,” Tech. Rep., 35, Apple Computer (1993).
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