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J-GLOBAL ID：201202219436297512   整理番号：12A1313196

北海道における高断熱戸建て住宅の温熱環境とエネルギー消費の実態 熱損失係数が1.3W/m²Kレベルの住宅を主たる対象とした調査

THERMAL ENVIRONMENT AND ENERGY CONSUMPTION OF WELL-INSULATED DETACHED HOUSES IN HOKKAIDO An investigation of houses whose heat loss coefficients are mainly around 1.3W/m²K

著者 (7件)： 立松宏一 (北海道総合研究機構 北方建築総合研) ,  福島明 (北海道総合研究機構) ,  鈴木大隆 (北海道総合研究機構 北方建築総合研) ,  月館司 (北海道総合研究機構 北方建築総合研) ,  廣田誠一 (北海道総合研究機構 北方建築総合研) ,  高倉政寛 (北海道総合研究機構 北方建築総合研) ,  池田裕雅 (北海道総合研究機構 北方建築総合研)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 679  ページ： 713-720  発行年： 2012年09月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北方型住宅ECOモデルを始めとする高断熱戸建て住宅95件を対象として,温熱環境とエネルギー消費量の実態調査を行い,室温形成要因に関する考察や,設備仕様とエネルギー消費量の関係に関する考察を行った。温熱環境の快適性を維持しつつ,確実に省エネ化を図るための課題を明確にすることを目的とする。1)夏季には,計算上の自然室温に比べて実測室温が低く,既往の住宅と比べて目立った過熱状況にはなっていなかった。2)暖房期には,暖房負荷の少ない時期を含めて,暖房によりほぼ一定の室温を維持していた。3)内外温度差を目的変数として重回帰分析を行った結果,外気温の影響が最も大きく,熱交換換気の採用はいずれの季節においても内外温度差の上昇に働いていた。4)各住宅のエネルギー消費量は,2次エネルギー換算では従来の住宅と比べて減少していた。

シソーラス用語： *北海道 ,  *断熱構造 ,  独立住宅 ,  *温熱環境 ,  *エネルギー消費 ,  *実態調査 ,  熱損失 ,  係数 ,  室温 ,  感覚 ,  一次エネルギー ,  アンケート ,  多重回帰分析 ,  夏 ,  測定データ ,  予測誤差 ,  暖房負荷 ,  気温 ,  強制換気 ,  消費電力
準シソーラス用語： 温冷感

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 北海道 ,  高断熱 ,  戸建て住宅 ,  温熱環境 ,  エネルギー消費 ,  熱損失係数 ,  住宅 ,  調査