文献
J-GLOBAL ID:201202219487785406   整理番号:12A0835074

肥料の生産に利用されるいくつかのリン鉱石中のCd含量の調査

Investigation of Cd contents in several phosphate rocks used for the production of fertilizer
著者 (2件):
資料名:
巻: 104  ページ: 17-21  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
リン鉱石(PRs)は,土壌と食物連鎖へのカドミウムの汚染源である。PRsは,リン酸肥料の生産に主に利用される。リン酸肥料の重要な原料であるいくつかのPRsの特徴をカドミウムとの関係から調べた。即ち,米国のPR(PR1:ワイオミングから,PR2:フロリダから,PR3:アイダホから),モロッコのPR(PR4:Qued Zemから),ロシアのPR(PR5:Slyudankaから),及び日本のPR(PR6:沖縄から)を選択してX線蛍光(XRF)分析,誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS),及びX線回折(XRD)を利用して比べた。PR試料の元素分析結果は,それらがCa,P,Si,Al,S,及びFeからなることを示した。すべてのPRs中のCd濃度は,0.15-507mgkg-1の範囲であった。PR4試料は,文献値よりも約2倍高いCd濃度を示した。XRD分析は,フッ素リン灰石((Ca5(PO4)3)F),ヒドロキシアパタイト(Ca10(PO4)6(OH)2),及び炭酸フッ素リン灰石が主な無機物であることを示した。また本研究は,PR3とPR4が,高いCd含量を有し,主な無機成分が炭酸フッ素リン灰石であることを実証した。このことは,炭酸フッ素リン灰石の堆積作用の過程で,CdがCaと交換し,又は閉じ込められることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉱物・岩石・鉱石の物理分析 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る