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J-GLOBAL ID:201202219506883384   整理番号:12A0822681

大飯原発再稼働の高いハードル

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資料名:
号: 690  ページ: 90-91  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: G0900A  ISSN: 0388-5267  CODEN: ENEFE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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全国的に昨年以上に深刻な電力不足,節電の夏が巡ってきた。国内で稼働する原発は,1970年以来,42年ぶりのゼロである。特に関西電力は,原発依存度が全国で最も高いため,原発の停止は電力需要の多い夏の電力不足に直結する。脱原発を選択するにしても,30~40年の長い年月が必要になる。当面は安全な原発から動かして,基幹電源として原発を活用しなければ,停電の不安や国力の衰退,経済成長の足かせとなる。大飯原発3,4号機は,強力な電源車の配備や空冷式発電装置の設置,冷却用の水源確保,浸水しないように建屋の扉の水密化も施されている。福島第一原発を襲った大地震,大津波でも,炉心溶融事故を防げる大局的な備えはできているように思われる。政府は福井県の原子力安全専門委員会の問いかけに答えて,大飯原発3,4号機の安全性の説明を尽くすしかない。一方で,福井県は「電力消費地の理解に責任をもってもらう必要がある」と政府に注文をつけ,確実に再稼働に繋がる情勢を見極めた後でなければ,合意できないであろう。
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