抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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病院では患者の体の深部を詳細に見てとれる断層写真を撮るためにMRIを頻繁に使う。レントゲンやCTスキャンでは放射線被曝という問題があるが,MRIにはそのリスクがない。しかし,MRIは非常に強力な磁気を使うので危険が潜んでいる。普通に日常生活で用いる磁石の力の数桁も大きい。ほうろうのトレーや酸素ボンベが患者に向かって飛んできた例がある(吸着事故)。MRIに近付けてはいけない金属製品を確実に排除するにはどうすればよいだろうか。近づけたとしても大丈夫という対策はないだろうか。金属探知機の使用,MRIの改良,MRIを持つ病院は器具を鉄以外の金属に置き換えていくことが望ましい。義務化されていないが,検査員がヘルメットを装着することが基本である。