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J-GLOBAL ID：201202219728356641   整理番号：12A0664314

素因数分解の困難性に依拠したTSK型多変数公開鍵暗号の構成法

Construction of the Tsujii-Shamir-Kasahara (TSK) Multivariate Public Key Cryptosystem, which relies on the Difficulty of Prime Factorization

著者 (4件)： 辻井重男 (中央大 研究開発機構) ,  只木孝太郎 (中央大 研究開発機構) ,  五太子政史 (中央大 研究開発機構) ,  藤田亮 (中央大 研究開発機構)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 454(IT2011 46-85)  ページ： 149-155  発行年： 2012年02月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 素因数分解の困難性と等価な安全性を有する多変数公開鍵暗号(MPKC)を提案する。一般に,MPKCは,RSA暗号などと異なり,量子コンピュータが実用化された場合にも解読されない安全性を期待できること,及び,変数の2乗計算でRSA暗号のようなべき乗計算が不要であり,変数の2乗計算で済むため暗号化・復号が高速に行えることが利点とされている。しかし,量子コンピュータに対する安全性証明を付すことは難しい課題である。本文では,現在のコンピュータによる解読を前提として,素因数分解と等価な安全性を有する順序解法型MPKCを提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： 因数分解 ,  *多変数系 ,  *公開鍵暗号 ,  *構成 ,  安全性 ,  コンピュータ ,  復号化 ,  量子コンピュータ
準シソーラス用語： RSA ,  べき乗 ,  *素因数分解

分類 (2件)： 符号理論  (ND02030R) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 素因数分解 ,  困難性 ,  多変数公開鍵暗号