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J-GLOBAL ID:201202219782259732   整理番号:12A0925142

撮像式工具測定システムを用いた高精度加工事例

著者 (1件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 058-059  発行年: 2012年07月01日 
JST資料番号: X0147A  ISSN: 0912-5582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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小型精密加工機「μV1」は,高速回転する主軸内部も冷却し,軸受を独自方式で特殊潤滑することにより,発生熱を強制的にすばやく除去し,最高40000min-1でも熱変位を極限まで抑え,変位がサチュレートしてからの安定性と,主軸回転・停止による繰返しの再現性はともに1μm以内を実現した。暖機運転後工具測定するのが通例となっているが,実際の運用にはオペレーターの技量に依存しているところが大きい。撮像式工具測定システムは,高精度化とオペレーター負担の軽減,暖機運転も含めたトータルの測定時間の最適化を主目的として開発した。高解像度CCDカメラを用い,工具先端の熱変位などの時間的に変動する動きを捉え,その変位の安定を自動的に判定してから工具長を測定する一連のシステムを構築した。ボールエンドミル加工で加工精度を向上するには,熱変位も含めた工具長の高精度測定に加え,ボールの切削点のR寸法も正確に測定する必要がある。撮像式工具測定システムを用いて,機上でボールエンドミルの工具長とR寸法を測定し,加工精度がどの程度出せるかを検証した。検証方法は,45°にワークを傾斜させ,R寸法の異なる3本のボールエンドミルを用いて,撮像式工具測定システムにより,サチュレート判定後の工具長と45°位置のR寸法を測定し,ワーク斜面を加工して,3本の工具間の段差を測定した。45°傾斜面を加工しているため,1刃送りがうろこ状に形成され,工具間段差を測定した結果,工具測定精度と機械精度を合わせた加工精度として±1μm以内を実現できた。
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分類 (1件):
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フライス加工 
タイトルに関連する用語 (3件):
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