文献

J-GLOBAL ID：201202219977070480   整理番号：12A0664131

価値誘導選択中における皮質活性機構

Mechanisms underlying cortical activity during value-guided choice

著者 (8件)： HUNT Laurence T (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  KOLLING Nils (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  SOLTANI Alireza (Stanford Univ. School of Medicine, California, USA) ,  WOOLRICH Mark W (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  WOOLRICH Mark W (Warneford Hospital, Oxford, GBR) ,  RUSHWORTH Matthew F S (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  BEHRENS Timothy E J (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  BEHRENS Timothy E J (Univ. Coll. London, London, GBR)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 15  号： 3  ページ： 470-476  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 価値比較に関する一つの神経機構は相互抑制による競合である。この種のモデルは認知決定中に頭頂皮質の単一細胞活性を予測する。今回,価値に関連する入力をカテゴリー選択に変換する生物物理学的なネットワークモデルを用い,局所場電位の価値相関に関する時間動力学の予測を検討した。モデルは,類似した選択性の細胞間で反復興奮と抑制性介在ニューロンが介在した2つのプール間の抑制を示す各オプションに選択的な2群の錐体細胞で構成した。価値比較を反映する一組の特徴的な時間変動シグナルが生じた。価値誘導決定を行うヒトから記録した脳磁図データを用い,モデル予測を検討した。頭頂皮質と前頭前野皮質シグナルはモデル予測と一致した。本結果は,価値指向選択中に記録した神経シグナルの機序的説明および活性が価値と共変換する個々の皮質部位のコンピューター的役割を区別する手段を提供すると結論した。

シソーラス用語： 評価 ,  モデル ,  ニューロン ,  錐体細胞 ,  経時変化 ,  ヒト ,  *脳磁図 ,  *大脳皮質 ,  前頭前野 ,  価値 ,  動力学 ,  コンピュータ ,  誘発電位 ,  人間行動 ,  抑制性介在ニューロン ,  頭頂葉皮質 ,  局所誘発電位 ,  *皮質 ,  *終脳 ,  大脳半球 ,  電気生理
準シソーラス用語： ネットワークモデル ,  価値判断 ,  頭頂皮質 ,  局所場電位

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 価値 ,  誘導 ,  皮質 ,  活性