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J-GLOBAL ID:201202220021715767   整理番号:12A0779105

官能化メソ多孔性シリカ及び活性炭によるカドミウム(II)の吸着

Cadmium(II) adsorption using functional mesoporous silica and activated carbon
著者 (9件):
資料名:
巻: 221-222  ページ: 220-227  発行年: 2012年06月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シリカ及び炭素材料の表面官能化がCd(II)の吸着に与える影響を,各種メソ多孔性シリカ及び活性炭を用いて検討した。シリカ表面を主としてモノアミノ基及びメルカプト基によって官能化し,活性炭を酸化してカルボキシル基を導入した。シリカ表面の官能基は,調製時にグラフト及び共縮合技術を用いて形成した。モノアミノ基グラフトシリカの場合,ジアミノ基及びトリアミノ基グラフトシリカの場合よりCd(II)に対する吸着性能が高かった。共縮合で調製したモノアミノ基はCd(II)を0.25mmol/g吸着したのに対して,メルカプト基及びカルボキシル基は約0.12mmol/gに止まり,3種の官能基総てに対してLangmuir吸着親和性は50-60L/mmolの水準を示した。有効pH域は,アミノ基の場合よりもメルカプト基及びカルボキシル基の場合の方が広かった。アミノ基変性の場合は,塩基性座が吸着センタとなっている可能性があるが,メルカプト官能性及びカルボキシル官能性の場合は,水相からのCd(II)の吸着過程でイオン交換座として機能する事が分かった。実験結果から,シリカ及び炭素の構造よりは,表面官能基の方がCd(II)吸着に対して決定的役割を果すものと考えられる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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カドミウムとその化合物  ,  用水の物理的処理  ,  下水,廃水の物理的処理 

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