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J-GLOBAL ID:201202220166314116   整理番号:12A0931658

腸管免疫成熟は宿主特異的微生物叢による定着に依存する

Gut Immune Maturation Depends on Colonization with a Host-Specific Microbiota
著者 (24件):
資料名:
巻: 149  号:ページ: 1578-1593  発行年: 2012年06月22日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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宿主免疫成熟の腸管微生物誘導は宿主-微生物共生を例証する。無菌(GF)マウスをマウス微生物叢(MMb)もしくはヒト微生物叢(HMb)で定着させ,小腸の免疫成熟が共進化した宿主特異的微生物叢に依存するかを調査した。腸内細菌数ならびに生物門の裕度はMMbおよびHMbマウスで類似していたが,細菌種,特にファーミキューテスは異なっていた。HMbマウス小腸はCD4+およびCD8+T細胞レベルが低く,増殖性T細胞,樹状細胞がほとんどなく,抗菌ペプチド発現が低く,これはGFマウスのすべての特徴であった。ラット微生物叢もマウスにおける完全なT細胞数の増殖を引き起こさなかった。マウスセグメント細菌(segmented filamentous bacteria;SFB)により定着化したGFマウスもしくはHMbマウスはT細胞数の部分的な回復を示したことから,SFBおよび他のMMb生物はマウスにおける完全な免疫成熟に必要であることが示唆される。重要なことに,HMbと比較し,MMbはSalmonella感染に対して優れた保護効果を与える。宿主特異的な微生物叢は健康な免疫系にとって重要であると考えられる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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免疫反応一般  ,  腸  ,  異種生物間相互作用  ,  微生物生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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