抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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LVLの効率的な生産を目的として,ホットスタック中の温度がフェノール樹脂のポストキュアの進行に及ぼす影響を調べた。80°Cで3分間加熱して硬化させたフェノール樹脂に対して,ホットスタックを想定した60~80°C,24時間の加熱によるポストキュアを行った。このフェノール樹脂のDSC曲線には未反応物の反応に伴う発熱ピークが認められた。ポストキュアの温度が増加するとΔHは減少し,未反応物の残存量が減少していることが示唆された。動的粘弾性測定の結果,いずれの温度条件でポストキュアを進めた場合も,相対湿度が増加するとE’は低下し,tanδが増大した。ただし,80°Cでポストキュアしたものではそれらの変化量が小さかった。(著者抄録)