文献

J-GLOBAL ID：201202220249370719   整理番号：12A0424651

少量診断指示薬としてのバイオマーカ-で仲介されたコーヒーリングの崩壊

Biomarker-Mediated Disruption of Coffee-Ring Formation as a Low Resource Diagnostic Indicator

著者 (3件)： TRANTUM Joshua R. (Vanderbilt Univ., Tennessee, USA) ,  WRIGHT David W. (Vanderbilt Univ., Tennessee, USA) ,  HASELTON Frederick R. (Vanderbilt Univ., Tennessee, USA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 4  ページ： 2187-2193  発行年： 2012年01月31日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蒸発しつつあるコーヒー液滴中のマイクロ流路から生ずるリングパターンは詳しく研究されている質量輸送現象である。この研究では,バイオマーカ-で誘起される粒子-粒子集合,磁気的分離および蒸発で推進されるリング形成を用いて,簡単な病原体検出を行う方法を示した。この方法では,バイオマーカ-の存在が磁性ナノ粒子および蛍光標識したミクロンサイズの粒子の自己組織化を引き起こすことを利用する。液滴の中心にある小さな球状の磁石がこれらの集合体の液滴端への移行を防止する一方で,非反応性のコントロール粒子は端に向かって流動しリングパターンを形成する。したがってバイオマーカ-の存在の有無は乾燥液滴中に明確に異なった粒子分布をもたらす。マラリアバイオマーカ-pfHRPIIのペプチド模倣体であるポリ-L-ヒスチジンを用いた実証研究は予測された粒子分布を示し,検出限界は200-300nMであった。

シソーラス用語： *パターン形成 ,  *リング ,  *バイオマーカー ,  凝集体 ,  蛍光標識 ,  *病原体 ,  *指示薬
準シソーラス用語： *液滴蒸発 ,  磁性ナノ粒子

分類 (2件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  分析試薬  (CC02030D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 診断 ,  指示薬 ,  バイオマーカ ,  仲介 ,  コーヒー ,  崩壊