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J-GLOBAL ID：201202220270261725   整理番号：11A1963383

自由生活アメーバにおけるオートファジィに及ぼす栄養ストレスの影響

Effect of Nutritional Stress on Autophagy in Free-Living Amoeba

著者 (3件)： Wang Nanning (Dep. of Anatomy, Histology and Embryology, Shanghai Medical School of Fudan Univ., Shanghai) ,  Tan Yuzhen (Dep. of Anatomy, Histology and Embryology, Shanghai Medical School of Fudan Univ., Shanghai) ,  Wang Haijie (Dep. of Anatomy, Histology and Embryology, Shanghai Medical School of Fudan Univ., Shanghai)
資料名： Zhongguo Jishengchongxue yu Jishengchongbing Zazhi  (Zhongguo Jishengchongxue yu Jishengchongbing Zazhi)
巻： 28  号： 6  ページ： 427-430  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2242A  ISSN： 1000-7423  CODEN： ZJYZET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】栄養ストレス下の自由生活アメーバにおけるオートファジィの変化,および自食作用構造のモルフォロジー特性を研究する。【方法】対照群において,大腸菌で覆われていたベニテングタケ固形培地で,自由生活アメーバを培養した。実験群において,大腸菌を持つベニテングタケ固形培地で培養したアメーバを採取し,大腸菌のない別の固形培地に移動し,12時間培養した。大腸菌のない培地における自由生活アメーバのモルフォロジー変化を,走査電子顕微鏡で調べた。アメーバにおけるオートファジィの変化およびオートファゴソーム前駆体の構造的特徴,オートファゴソームおよびオートファゴリソソームを,透過型電子顕微鏡で調べた,そして,自食作用構造,および細胞質の断面領域を,画像解析機で測定した。生体におけるオートファゴソームを,染色し,レーザ走査共焦点顕微鏡を用いて定量したモノダンシルカダベリン(MDC)で分類した。【結果】対照群において,自由生活アメーバは,すべて栄養体の形であった。実験群において,トロホゾイトを,徐々に嚢胞に変換するために誘発した。対照群において,アメーバは大腸菌の断片で充満していた。アメーバにおいて,より少ない自食作用構造を持つオートファジィしかなかった。対照群と比較すると,実験群においてアメーバの自食作用能力は著しく向上し,自食作用構造の数は増加した。加えて,自食作用構造の断面積の比率は,アメーバの細胞質のものに対して,より大きかった(P<0.05または0.01)。アメーバの中には,消化されなかった大腸菌の断片があったものもあった。【結論】栄養ストレスの環境において,アメーバ性トロホゾイトを,徐々に嚢胞に変換するために誘発した。自由生活アメーバの自食作用能力は,著しく向上した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *アメーバ ,  ストレス ,  大腸菌 ,  テングタケ属 ,  固体培地 ,  モルフォロジー ,  嚢胞 ,  食作用 ,  オートファジー
準シソーラス用語： 栄養ストレス ,  ベニテングタケ ,  固形培地 ,  自食作用

分類 (1件)： 微生物学(ウイルス以外)一般  (EG03010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： アメーバ ,  オート ,  ファジィ ,  栄養ストレス