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J-GLOBAL ID:201202220306269779   整理番号:11A1995201

90%門脈枝結紮後のラットにおけるIL-6発現と肝細胞増殖との相関

Correlation of IL-6 expression and proliferation of hepatic cells in rats after 90% portal branch ligation
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号: 22  ページ: 2427-2430  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】90%門脈枝結紮後のラットにおけるIL-6発現と肝細胞増殖との相関を試験する。【方法】SDラット計72匹を偽手術群および90%門脈枝結紮群に無作為割付した。術後(POD)0.5,1,3,5,7および14日目に肝の門脈圧,結紮肝葉および非結紮肝葉の重さを測定した。光学顕微鏡法によって非結紮肝葉の形態学的変化を観察した。免疫組織化学的方法によって非結紮肝葉のPCNAおよびIL-6の発現を検出した。各種の医学統計方法によって結果を分析した。【結果】門脈圧は手術直後に上昇し,0.5日目にピークに達し(P<0.01),その後7日目に正常値まで低下した。90%門脈枝結紮後,結紮側の肝葉は次第に減弱した。非結紮肝葉の重量と全肝重量との比は1日目から5日目にかけて増大し,7日目にプラトー期に入った。鏡検から肝細胞は増殖し始めたことは明白で,結紮3~7日目の非結紮肝葉には分裂期が多く,肝細胞は結紮前より大きかった。PCNA指数は0.5~5日目に上昇し(P<0.05),その後次第に正常値に戻った。非結紮肝葉のIL-6発現は0.5~5日目に増加し,7~14日目から緩徐に偽手術群のレベルまで戻った。非結紮肝葉におけるPCNA発現および門脈圧(PVP)には1,3および5日目に正相関があり,14日目には不の相関があった(P<0.05)。PCNAおよびIL-6の発現には1日目および14日目に正の相関があった。【結論】ラットでは90%門脈枝結紮後,IL-6発現は肝再生において重要な役割を果たすと考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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循環系の基礎医学  ,  サイトカイン  ,  消化器の基礎医学 

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