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J-GLOBAL ID：201202220350028908   整理番号：12A0248698

プラズマ照射効果に及ぼすパルス立ち上がり時間の影響

Influence of Pulse Rising Time on Plasma Irradiation Effect

著者 (2件)： YABUUCHI Takahiro (Nagoya Inst. Technol., Nagoya, JPN) ,  YASUI Shinji (Nagoya Inst. Technol., Nagoya, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 51  号： 1,Issue 2  ページ： 01AJ05.1-01AJ05.6  発行年： 2012年01月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なるパルス立ち上がり時間をもつ二つのパルス電力供給を用いて,窒素の大気圧下において,プラズマ照射実験を行い,ポリカーボネート表面への照射効果を調べた。接触角に及ぼすパルス立ち上がり時間の効果の研究により,5sの短い照射時間が接触角に大きな影響を及ぼすこと,そして,接触角の大きな減少が速い立ち上がり時間で観測されることが分かった。プラズマの発光分光及び表面自由エネルギー分析に基づいて,接触角における減少を,表面への大量の親水基の導入の結果であると考えた。他方,接触角に及ぼすプラズマ照射の効果は,5分の長い照射時間によっても,あまり変わらなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ポリカーボネート ,  厚板 ,  *プラズマ曝露 ,  *パルス ,  電力供給 ,  窒素 ,  *接触角 ,  発光分析 ,  基
準シソーラス用語： プラズマ照射 ,  *立上り時間 ,  大気圧 ,  表面自由エネルギー ,  親水性基 ,  照射時間

分類 (3件)： プラズマ応用  (BJ02110K) ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V) ,  固-液界面  (CB12050B)

引用文献 (24件)：

• 1) K. Narushima, N. Matsuda, C. Mizutani, N. Yamashita, N. Ianagaki, K. Iio, Y. Isono, and M. Rafiqul Islam: Jpn. J. Appl. Phys. 46 (2007) 4252.
• 2) M. Kusabiraki: Jpn. J. Appl. Phys. 29 (1990) 2809.
• 3) D. P. Subedi, R. B. Tyata, and D. Rimal: Kathmandu Univ. J. Sci. Eng. Technol. 5 (2009) 37.
• 4) C. Y. Lee and J. K. Rev. Sci. Instrum. 79 (2008) 02C508.
• 5) C. Huang, S. Y. Wu, Y. C. Liu, Y. C. Chang, and C. Y. Tsai: Jpn. J. Appl. Phys. 50 (2011) 01AH05.

タイトルに関連する用語 (4件)： プラズマ ,  照射効果 ,  パルス ,  立ち上がり時間