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J-GLOBAL ID:201202220387261262   整理番号:12A0957150

亜ヒ酸塩とUVA-1照射のカルシニューリンシグナル伝達に対する影響

Effects of arsenite and UVA-1 radiation on calcineurin signaling
著者 (4件):
資料名:
巻: 735  号: 1-2  ページ: 32-38  発行年: 2012年07月01日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルシニューリンはCa2+依存性のセリン/スレオニンホスファターゼであり,免疫抑制剤であるシクロスポリンとタクロリムスの標的である。これらの薬剤を治療に用いていると,残念なことに皮膚癌の発生確率が高まる。このことから,カルシニューリンの皮膚におけるシグナル伝達に関する研究が,特に細胞周期の制御とDNA修復に焦点を当てて行われてきた。亜ヒ酸塩やUVA1照射も同様に皮膚癌を誘発することが知られており,これは活性酸素(ROS)の生成と関連することが示唆されている。カルシニューリンは酸化ストレスに高感受性であることも分かっているので,亜ヒ酸塩とUVA1のカルシニューリンに対する影響を調べた。この研究で,生理的にあり得る強度のUVA1照射や低濃度の亜ヒ酸塩により,Jurcat細胞や皮膚細胞におけるカルシニューリンのホスファターゼ活性が強く阻害されることを見出した。この阻害効果は細胞内のNADPHオキシダーゼ活性を阻害したり,スーパーオキシドを分解することにより抑制された。さらに,亜ヒ酸塩とUVA1はNF-κB活性を低下させた。これらの結果は,UVA1と亜ヒ酸塩が,ROSへの暴露と腫瘍抑制を関連付けて,腫瘍発生を抑制するカルシニューリンの機能に障害を与えることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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