文献

J-GLOBAL ID：201202220405427920   整理番号：12A0137818

骨髄及び末梢白血球数はマウス実験モデルの睡眠不足により影響を受ける

Bone marrow and peripheral white blood cells number is affected by sleep deprivation in a murine experimental model

著者 (5件)： GUARINIELLO Luciana Doria (Universidade Federal de Sao Paulo(UNIFESP), SP, BRA) ,  PERLA Vicari (Associacao Fundo de Incentivo a Psicofarmacologia(AFIP), Sao Paulo, BRA) ,  LEE Kil Sun (Universidade Federal de Sao Paulo(UNIFESP), SP, BRA) ,  DE OLIVEIRA Allan Chiaratti (Universidade Federal de Sao Paulo(UNIFESP), SP, BRA) ,  TUFIK Sergio (Universidade Federal de Sao Paulo(UNIFESP), SP, BRA)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 227  号： 1  ページ： 361-366  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウスモデルを用いて,骨髄及び末梢血の血液構成に及ぼす睡眠不足の影響を研究した。複数のプラットホーム法の改変により,マウスに72hのレム睡眠不足(PSD)を負荷し,次いで10日間の睡眠回復(SR)の有/無によりモデルを作成した。PSDは骨髄及び末梢血の細胞充実度を同時に低下した。細胞構成の解析により,造血幹/前駆細胞及びコロニー形成単位の絶対数は低下した。さらに,骨髄の顆粒球及び単球の絶対数はPSD群において低下した。これらの結果から,睡眠不足は造血及び免疫細胞に顕著に影響し,造血コンパートメントを改変することを示した。慢性的睡眠不足は現代社会の一般的問題であることを考慮すると,睡眠不足は潜在的臨床問題を含む公衆衛生に広範囲に関連した。

シソーラス用語： 骨髄 ,  白血球 ,  末梢血 ,  病態モデル ,  マウス ,  睡眠障害 ,  *レム睡眠 ,  細胞計数 ,  造血幹細胞 ,  *細胞 ,  顆粒球 ,  単球 ,  好中球 ,  *造血
準シソーラス用語： *睡眠不足 ,  造血前駆細胞 ,  *免疫細胞

分類 (3件)： 動物生理一般  (EJ02010E) ,  造血系  (EJ07020Y) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 骨髄 ,  白血球数 ,  マウス ,  実験モデル ,  睡眠不足