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J-GLOBAL ID：201202220488569608   整理番号：12A0534342

活性化-誘導性シチジンデアミナーゼ(AID)の非免疫グロブリン標的遺伝子座はユニーク特性を免疫グロブリン遺伝子と共有する

Nonimmunoglobulin target loci of activation-induced cytidine deaminase (AID) share unique features with immunoglobulin genes

著者 (10件)： KATO Lucia (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  BEGUM Nasim A. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  BURROUGHS A. Maxwell (RIKEN, Kanagawa, JPN) ,  DOI Tomomitsu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KAWAI Jun (RIKEN, Kanagawa, JPN) ,  DAUB Carsten O. (RIKEN, Kanagawa, JPN) ,  KAWAGUCHI Takahisa (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUDA Fumihiko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HAYASHIZAKI Yoshihide (RIKEN, Kanagawa, JPN) ,  HONJO Tasuku (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 7  ページ： 2479-2484  発行年： 2012年02月14日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 活性化B細胞におけるクラススイッチ組換えおよび体細胞過剰変異に向けては,活性化-誘導性シチジンデアミナーゼ(AID)が必要である。AIDは,また非免疫グロブリン遺伝子を標的とし,変異や染色体転座を誘導する。本研究では,未知AID標的を同定するために,2つの独立したゲノム域解析法を用いて初期AID-誘導性DNA鎖切断を調べた。その結果,既知AID標的に加えて,いくつかのユニーク遺伝子(SNHG3,MALAT1,BCL7A,CUX1)を同定し,これら遺伝子座がAID活性化後にIg遺伝子座と同頻度で変異を蓄積することを確認した。更に,これら遺伝子はIg遺伝子と3つの重要特性(腫瘍においての転座,反復配列,および開裂部位隣接のH3K4トリメチル化による後成的クロマチン修飾)を共有することも見出した。

シソーラス用語： *シチジンデアミナーゼ ,  遺伝子座 ,  *免疫グロブリン遺伝子 ,  DNA鎖切断 ,  転座 ,  突然変異 ,  リンパ球活性化 ,  B細胞 ,  クラススイッチ組換え ,  体細胞突然変異 ,  細胞遺伝現象
準シソーラス用語： 組換 ,  Bリンパ球 ,  体細胞変異

分類 (1件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 活性化 ,  シチジンデアミナーゼ ,  AID ,  免疫グロブリン ,  標的 ,  遺伝子座 ,  免疫グロブリン遺伝子 ,  共有