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J-GLOBAL ID:201202220522470772   整理番号:12A0143460

外来草食哺乳類撲滅前の西島(小笠原)における植生状況:侵略的外来樹木Casuarina equisetifolia(モクマオウ科)の急速な拡大

Vegetation status on Nishi-jima Island (Ogasawara) before eradication of alien herbivore mammals: rapid expansion of an invasive alien tree, Casuarina equisetifolia (Casuarinaceae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 484-491  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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島の生態系は外来種によって劇的に影響され,撲滅前の状態の記録は外来種撲滅の効果評価するために必須である。西島は小笠原諸島の小さな島で,ここでは最初の外来草食哺乳類(黒ネズミと野ヤギ)の完全撲滅プログラムが実施される。撲滅後に政府は島の生態系回復を計画している。本報では撲滅後の生態系管理支援の目的で,ネズミとヤギ撲滅前の西島における被子植物フローラと植生を報告する。調査の結果,1974年の島の航空写真での分布との比較で,外来樹木のCasuarina equisetifoliaの植生被覆が拡大していることが示された。2006年の優性植生はC.equisetifolia森林とZoysia tenuifolia草地,および分散的な在来樹植生であった。島のフローラは69の被子植物種(50の在来種)で構成され,こうち30%は土地に特有で,小笠原諸島全体よりははるかに少ない(45%)。一方,いくつかの絶滅危惧植物の個体群も残っている。西島の自然生態系を回復するために,外来草食動物の撲滅に加えてC.equisetifoliaの撲滅も重要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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森林植物学  ,  生態系  ,  自然保護 
引用文献 (35件):
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