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J-GLOBAL ID:201202220589019030   整理番号:12A1254147

OXPHOS障害の患者由来線維芽細胞は酸化ストレス状態と抗酸化治療の正当性を示す

Patient-derived fibroblasts indicate oxidative stress status and may justify antioxidant therapy in OXPHOS disorders
著者 (17件):
資料名:
巻: 1817  号: 11  ページ: 1971-1978  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酸化的リン酸化障害は酸化ストレスの増大と関連することが多く,抗酸化治療が良く行われているが,酸化的リン酸化障害又は患者における酸化ストレスの役割は不明確であり,従って,抗酸化治療の効果も不明確である。12人のミトコンドリアDNAコードtRNA-Leu遺伝子(m.3243A>G又はm.3302A>G)及びミトコンドリアDNAコードNADH複合体I(CI)の1つのサブユニットのPOLG1遺伝子が欠損した良く特徴付けされた酸化的リン酸化患者の線維芽細胞における酸化ストレス指標(活性酸素量,損傷及び防禦)を系統的に調べた。2つの細胞株(POLG1及びtRNA-Leu各1株)以外は全て活性化酸素量が対照より増加したが,4細胞株(CI及びtRNA-Leu各2株)のみが酸化的蛋白質損傷増大の証拠を示した。活性酸素量と酸化的蛋白質損傷の間に相関関係はなく,損傷予防又は修復との相異を示した。遺伝子発現研究により,順応及び補償変化に抗酸化及び変性蛋白質応答,特にPOLG1グルーブが関与することを示した。患者は個々の応答を示し,線維芽細胞の詳細解析により抗酸化治療が有効な患者の同定が可能であった。線維芽細胞モデルは新規で特異性の高い抗酸化剤の検討又は代償的機構刺激法の検討にも使用が可能であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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先天性疾患・奇形一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  細胞構成体の機能 
物質索引 (1件):
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