文献
J-GLOBAL ID:201202220608373265   整理番号:12A0363575

ベンチスケール硝酸化反応器に誘導した阻害事象中における硝酸菌属(Nitrobacter spp.)個体群の分子指標および成長活性

Molecular indicators of Nitrobacter spp. population and growth activity during an induced inhibition event in a bench scale nitrification reactor
著者 (4件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 1793-1802  発行年: 2012年04月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
硝酸菌属(Nitrobacter spp.)リボソームRNA遺伝子(rDNA)および転写産物(rRNAt)を,ベンチスケール硝酸化反応器で硝酸化効率が大きいベースライン期間と介在段階的阻害事象中に定量した。遺伝子への転写比率(rRNAt/rDNA)は反応器における亜硝酸酸化速度の変化に大きく応答した。硝酸化効率が大きい間に,rRNAt/rDNA基準は片側(α=0.10)下側および上側予測区間それぞれ0.70および1.78で0.68~2.01の範囲であった。硝酸化が反応器pH制御システムの障害により阻害されたとき,この活性基準は~0.05のオーダーに減少して,大きな硝酸化効率を反映する下側予測区間より下になった。減少は急速(2時間)で,反応器における硝酸化性能の著しい低下を起こして,アンモニア蓄積を起こした。rRNAt/rDNA比はpH制御システムの8.0設定回復後数日間小さいままで(~0.05),蓄積したアンモニアと生成した高濃度の遊離アンモニアの急速な酸化を誘導した。その後のrRNAt/rDNA比の増加タイミングは,高硝酸化効率のベースライン期間中に定めた上側予測区間を一時的に越えて,遊離アンモニア濃度が阻害しないレベルに低下した7.2でのpH制御回復と同時に起きなかった。むしろ,亜硝酸酸化が再開してrRNAt/rDNA比は蓄積したアンモニアが完全に酸化した後でのみ増加して,反応器酸素要求量の低下と同時に起きた。結論として,硝酸菌のrRNAt/rDNA活性基準は亜硝酸酸化活性における変化をタイムリーに容易に識別できて,分子データが不適切な生物学的廃水処理性能を診断するのに使用出来ることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の生物学的処理  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (15件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る