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J-GLOBAL ID：201202220686355516   整理番号：12A0674171

強磁性単結晶Fe_1-xCo_xSiナノワイヤで観察される磁気輸送性とKondo効果

Magnetotransport Properties and Kondo Effect Observed in a Ferromagnetic Single-Crystalline Fe_1-xCo_xSi Nanowire

著者 (9件)： LEE Sunghun (KAIST, Daejeon, KOR) ,  LEE Sunghun (KRISS, Daejeon, KOR) ,  IN Juneho (KAIST, Daejeon, KOR) ,  CHANG Jung-Won (KRISS, Daejeon, KOR) ,  CHANG Jung-Won (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  SEO Kwanyong (KAIST, Daejeon, KOR) ,  JUNG Myung-Hwa (Sogang Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Jinhee (KRISS, Daejeon, KOR) ,  KIM Bongsoo (KAIST, Daejeon, KOR)
資料名： Chemistry. Asian Journal  (Chemistry. Asian Journal)
巻： 7  号： 2  ページ： 406-411  発行年： 2012年 
JST資料番号： W1856A  ISSN： 1861-4728  CODEN： CAAJBI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強磁性単結晶Fe_1-xCo_xSiナノワイヤ(x=0.1及び0.3)の電気及び磁気輸送性を調べた。顕著な負の異方性磁気抵抗(AMR)比からナノワイヤの少数スピンバンドでの伝導電子が主に輸送特性に寄与することを示した。また,ナノワイヤは全温度範囲で正の磁気抵抗(MR)を示し,MR曲線はCurie点以下での直線形からCurie点以上では二次形式に変化した。これはZeeman分裂効果によるスピンバンドの上方及び下方シフトにより生じる状態密度変化に起因した。電気抵抗曲線の温度依存性はKondo効果により説明でき,ナノワイヤのKondo温度はKondo効果の抑制によりバルク状態よりも低下した。ナノワイヤの固有輸送特性の変化は高単結晶度によりはごくわずかであった。高MR及びAMR比からナノワイヤが磁気センサ又は情報記憶などのスピントロニック素子に応用できることを示した。

シソーラス用語： *強磁性 ,  単結晶 ,  *磁性材料 ,  ケイ化物 ,  鉄化合物 ,  コバルト化合物 ,  *ナノワイヤ ,  Kondo効果 ,  輸送現象 ,  磁気抵抗 ,  異方性 ,  温度依存性 ,  Curie温度 ,  状態密度 ,  電気抵抗 ,  電子移動
準シソーラス用語： *ケイ化鉄 ,  磁気輸送

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 強磁性 ,  単結晶 ,  ナノワイヤ ,  観察 ,  磁気輸送 ,  Kondo効果