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J-GLOBAL ID:201202220688503148   整理番号:12A1095911

磁気共鳴画像法および腫瘍の形質移入のための,多機能で受容体を標的とするナノ複合体

Multifunctional receptor-targeted nanocomplexes for magnetic resonance imaging and transfection of tumours
著者 (11件):
資料名:
巻: 33  号: 29  ページ: 7241-7250  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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効率的かつ標的を定めたin vivoでの核酸送達は,遺伝子療法の開発にとっていくつかの最も難しい課題となっている。著者らは,MRIで同時にモニタリングが行える,標的を定めた,神経芽細胞腫の形質移入を達成するナノ複合体製剤開発を目標としている。本稿では,リポソームの自己会合混合物,プラスミドDNAならびにin vitroおよびin vivoでの標的を定めた形質移入を目的とした,ApoE,ニューロテンシンおよび破傷風毒素に由来する異なる3種類のペプチドリガンドのうちの1つから成るナノ複合体を相互に比較した。ニューロテンシン標的ナノ複合体では,最も高いレベルの形質移入が認められ,標的を定めていないナノ複合体と比べて,Neuro-2A細胞中の形質移入ルシフェラーゼ発現が4.7倍に増加した。in vivoで,ニューロテンシン標的ナノ複合体による皮下神経2A腫瘍の形質移入を行ったところ,標的を定めていない対照と比べて,遺伝子発現が9.3倍に増加した。共焦点顕微鏡の分析結果から,細胞内の蛍光標識ナノ複合体製剤に関して,DNA送達の時間経過が明らかになった。ガドリニウム脂質複合体造影剤を加えることで,腫瘍内のナノ複合体局在化をMRIによってリアルタイムでin vivoモニタリングでき,その効果は24時間以上維持されるすることが確認された。本研究で開発した,ペプチド標的ナノ複合体によって,in vitroおよびin vivoの双方で,標的を定めた遺伝子療法の特異的増進が行えるようになると同時に,MRIによってリアルタイムで送達のモニタリング実施が可能になる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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