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J-GLOBAL ID:201202220717617964   整理番号:12A0811409

テキサスにおける高オゾン事例時のSAPRC07とSAPRC99光化学機構の比較 濃度,OH量,相対感度係数の差異

Comparison of the SAPRC07 and SAPRC99 photochemical mechanisms during a high ozone episode in Texas: Differences in concentrations, OH budget and relative response factors
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巻: 54  ページ: 25-35  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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SAPRC99(S99)から更新された最新SAPRC光化学機構であるSAPRC07(S07)をコミュニティマルチスケール大気質(CMAQ)モデルに実装し,テキサス大気質研究2000(TexAQS200)時の高オゾン事例のシミュレーションに応用した。S07機構からの結果をS99機構からのそれらと比較した。一般的に,S07による予測O3濃度はS99のそれらより低く,最大差は20%の高さだった。2つの機構はOH,HNO3,PAN,HCHOの予測濃度においても有意に異なっていた。S99はS07よりも7~20%高いOH,約20~25%高いPAN,約15%高いHCHOを予測した。OH量解析は,OH伝搬係数(POH)が都市と産業地域においてより高く,農村地域でより低いことを示唆した。S07は類似またはより高いPOHを予測したが,S99はH2O+O(1D)からより高い新規のOH形成速度を予測し,より高いOHと,そのためより高いO3をドメインのほとんどの場所で誘導した。VOCとCOとのOH反応は反応OHの大部分に対応した。2次VOC光分解は再生OHの主要経路ではなかった。新たなOHはH2O+O(1D)反応に由来していた。2つの機構は異なるオゾン濃度を予測したが,2つの機構が予測した,人為的NOxの排出規制とVOC規制下の農村,都市,産業地域でのオゾンの相対感度係数(RRF)は0.6~1.4倍で,非常に類似していた。これは,絶対的予測が異なっているが,両モデルが規制アプリケーションにおいてほぼ同一の達成評価を提供するであろうことを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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