文献

J-GLOBAL ID：201202220729056658   整理番号：12A1104216

OFDMによる可視光通信システムの研究

Wireless visible light communication system using OFDM subcarriers

著者 (3件)： 原田亮 (東京理大 工) ,  戸川真 (東京理大 工) ,  村口正弘 (東京理大 工)
資料名： 電気学会電磁界理論研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： EMT-12  号： 76-121  ページ： 119-124  発行年： 2012年07月26日 
JST資料番号： Z0909A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,LEDを用いた簡易な可視光通信でHDTVデータ(20Mbps)を伝送することを目標にし,OFDM技術を用いた可視光通信システムを構築する。可視光通信にOFDM技術を適用することにより,周波数利用効率の良い高速通信が可能であると考えられるが,LEDの周波数特性のために高周波数側のスペクトラムの電力が下がり,信号劣化を招くおそれがある。そこで,構築するシステムではサブキャリアの一次変調を任意に割り当てることによりその影響を改善する。低周波数側の24サブキャリアには64QAMを,高周波数側の24サブキャリアには16QAMをそれぞれ割り当てる。これにより,LEDの周波数特性の影響が僅かである低周波数側では64QAMの伝送が可能になり,LEDの周波数特性の影響を大いに受ける高周波数側では16QAMの伝送を行い耐雑音性に優れた通信が実現できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *OFDM ,  *光通信 ,  *可視光 ,  空間光変調素子 ,  ディジタル通信 ,  発光ダイオード ,  HDTV ,  *周波数利用効率 ,  周波数特性 ,  無線伝送 ,  プログラムパッケージ ,  計算機シミュレーション ,  FPGA ,  フォトダイオード ,  送信機 ,  受信機 ,  変調器 ,  復調器 ,  実証実験
準シソーラス用語： 可視光通信 ,  MATLAB

分類 (1件)： 光通信方式・機器  (ND10000B)

タイトルに関連する用語 (3件)： OFDM ,  可視光通信 ,  研究