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J-GLOBAL ID：201202220754787551   整理番号：12A1195851

酸化バナジウムナノチューブのEPRスペクトルのデコンボリューション

Deconvolution of the EPR spectra of vanadium oxide nanotubes

著者 (7件)： MAGON C.j. (Instituto de Fisica de Sao Carlos, Universidade de Sao Paulo, Sao Carlos, SP, BRA) ,  LIMA J.f. (Instituto de Fisica de Sao Carlos, Universidade de Sao Paulo, Sao Carlos, SP, BRA) ,  DONOSO J.p. (Instituto de Fisica de Sao Carlos, Universidade de Sao Paulo, Sao Carlos, SP, BRA) ,  LAVAYEN V. (Departmento de Fisica, Universidad Tecnica Federico Santa Maria, Valparaiso, CHL) ,  BENAVENTE E. (Departmento de Quimica, Universidad Tecnologica Metropolitana, Santiago, CHL) ,  NAVAS D. (Departmento de Quimica, Facultad de Ciencias, Universidad de Chile, Santiago, CHL) ,  GONZALEZ G. (Departmento de Quimica, Facultad de Ciencias, Universidad de Chile, Santiago, CHL)
資料名： Journal of Magnetic Resonance  (Journal of Magnetic Resonance)
巻： 222  ページ： 26-33  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： D0079D  ISSN： 1090-7807  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,酸化バナジウムナノチューブの連続波(CW)電子常磁性共鳴(EPR)スペクトロスコピーの結果を報告する。観測EPRスペクトルは,スピン-スピン交換V⁴⁺クラスタに帰されるところの強いそしてブロードな構造の無いラインシェープの頂の上に,V⁴⁺イオンの弱い良く分離したスペクトルから成る。ブロードなラインから,構造のある弱いスペクトルをデコンボリューションするために,Krylov基底対角化法(KBDM)に基づく新しい手法を導入した。それは選択できる閾値によりブロード及び鋭い成分を識別することに基づいており,数個の調整可能なパラメータにより実行でき,ラインシェープ及び構造の先験的な情報を必要としない。これは,他の手順に比べこの方法を高速のルーチン解析に対し有利とし,その解析はスピンハミルトニアンに基づくシミュレーション技術と相俟ってEPRスペクトルの完全な特性評価を与え得る。結果はナノチューブ中における二つのV⁴⁺化学種の共存を特性評価し,そしてブロードなラインシェープが重なる複雑な信号から高い信頼性でデコンボリューションしたスペクトルの取得に向け良い進歩を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化バナジウム ,  *ナノチューブ ,  *スペクトル ,  *デコンボリューション ,  数値解法 ,  基底 ,  閾値 ,  バナジウム化合物 ,  金属イオン ,  クラスタ ,  スペクトル線形
準シソーラス用語： *EPRスペクトル ,  Krylov部分空間法 ,  バナジウムイオン ,  ラインシェープ

分類 (2件)： 電子スピン共鳴一般  (BM07021V) ,  その他の無機化合物のEPR  (BM07023D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸化バナジウム ,  ナノチューブ ,  EPRスペクトル ,  デコンボリューション