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J-GLOBAL ID:201202220763304687   整理番号:12A0098277

Xaml1/Runx1はXenopusにおけるRohon-Beard感覚ニューロンの特異化に必要である

Xaml1/Runx1 is required for the specification of Rohon-Beard sensory neurons in Xenopus
著者 (5件):
資料名:
巻: 362  号:ページ: 65-75  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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下等脊椎動物は脊髄背側部に特異な一次感覚ニューロン群を作る。Rohon-Beard(RB)感覚ニューロンとして知られる,これらの細胞は皮膚を神経支配し,幼生期の接触に対する反応を仲介する。ここで筆者らは,RB感覚ニューロン形成の際の転写因子Xaml1/Runx1の発現と機能を報告する。Xenopus胚において,Runx1は原腸形成期の終わりにRB前駆細胞で特異的に発現される。Runx1発現はFgfおよび標準Wntシグナル伝達によって正に調節され,Notchシグナル伝達によって負に調節される。その同じ一群の因子は他の神経板境界細胞型,つまり神経堤と頭部プラコードの発生を調節する。Runx1機能を欠く胚はRB感覚ニューロンを分化することができず,接触に対する機械感覚性反応を失う。初期段階でRunx1ノックダウンは細胞周期からの退出を促進するp21活性化キナーゼであるPak3と神経特異的チューブリンであるN-tubのRB前駆細胞特異的な発現の消失を引き起こす。興味深いことに,これらの胚においてPak3とN-tubの上流調節因子である前神経遺伝子Ngnr1の発現は影響されないかあるいは拡大される。これはXenopusでは感覚ニューロン形成を調節する2つの異なる調節経路が存在することを示唆する。この可能性に一致して,Ngnr1は外胚葉におけるRunx1発現の活性化に十分ではない。筆者らは,Runx1機能はRB感覚ニューロンの発生に極めて重要であることを提案する。また,その活性は哺乳類後根神経節侵害感覚ニューロンの発生におけるRunx1のそれを思い起こさせる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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