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J-GLOBAL ID：201202220764433499   整理番号：12A1708082

火による森林保全-北米イエローストーン大火災1988以降の森林火災観と対火災施策の変化-

著者 (1件)： 村上公久 (聖学院大 政治経済)
資料名： 聖学院大学論叢  (Journal of Seigakuin University)
巻： 25  号： 1  ページ： 117-141  発行年： 2012年10月31日 
JST資料番号： L8056A  ISSN： 0915-2539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 壊滅そして死をもたらす火は大自然の中で命をよみがえらせることがある。火災は破壊的であり,文明の成果を焼き尽くす。しかし,火が再生をもたらすことがある。北米では林野火災(山火事)対策は重要な課題である。多湿で降水量の多い日本と異なり,北米の林野においては,夏の乾燥機に極めて大規模な火災が発生することがある。森林生態学の貢献により,山火事は森林の再生や植生更新のために必要なプロセスであることがわかってきた。それまで続いてきたひたすら林野火災を抑制する政策は見直され,「直ちに消火」から「火を利用する森林保全」へと変化してきた。ここでは,」アメリカにおける林野火災への対応の変遷について,環境保全の観点から考察した。

シソーラス用語： *火災 ,  生態学 ,  山火事 ,  *環境保全 ,  森林 ,  *生態系 ,  再生 ,  森林更新 ,  植生
準シソーラス用語： 火災生態学 ,  森林再生 ,  *森林生態 ,  *森林保全

分類 (3件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  森林保育  (FF03040H) ,  火災  (RA02020B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 森林保全 ,  北米 ,  イエロー ,  森林火災 ,  火災 ,  施策