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J-GLOBAL ID:201202220774497045   整理番号:12A0340518

反応物の比率,反応系の酸性,および二次配位子の使用を変えて調節した金属-有機骨格構造の形成

Tuning the Formations of Metal-Organic Frameworks by Modification of Ratio of Reactant, Acidity of Reaction System, and Use of a Secondary Ligand
著者 (7件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 281-288  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アントラセン-9,10-ジカルボン酸(H2adc)とZn(II)イオンの錯化反応に二次配位子としてジメチルホルムアミド(DMF),ジメチルアセトアミド(DMA),および4,4′-ビピリジン(4,4′-bpy)を用いて,4種類の多孔性配位網目構造(PCNs),PCN-131,PCN-132,PCN-131′,およびPCN-132′を合成し,それらの結晶構造とガス吸着性を研究した。PCN-131とPCN-132はZn(II)イオンと配位子(adc)のモル比を5:1から1:1に変えて合成した。これらの錯体に二次配位子として4,4′-bpyを導入すると,それぞれPCN-131′とPCN-132′になった。PCN-131′における金属塩,H2adcおよび4,4′-bpyのモル比を6:5:3に調整した。この制御設計に基づいて合成した金属-有機骨格構造(MOFs)を単結晶X線回折によって解析した結果,1D蜂の巣型のPCN-131は4,4′-bpyの導入によって再配列しPCN-131′に変換した。PCN-131′は安定なガス吸着特性を示した。2Dシート状のPCN-132は4,4′-bpyを導入すると支柱が形成されて3D柱状骨格構造になった。金属-配位子のモル比を注意深く調整すると,錯体形成に影響を与えるような異なる副構築単位(SBUs)を合成することができる。また,二次配位子としてのbpyは錯体の構造決定に関与するばかりでなく,支柱形成によって骨格構造を強化することもできる。
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分類 (3件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  固-気界面一般 
物質索引 (5件):
物質索引
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