文献
J-GLOBAL ID:201202220779664110   整理番号:12A0930330

Streptomyces avermitilis由来キトサナーゼファミリー75の作用機序

Mode of Action of a Family 75 Chitosanase from Streptomyces avermitilis
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1733-1741  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
キトオリゴ糖(CHOS)は,キトサンの酵素分解から生じ興味深い生理活性を有するグルコサミンとN-アセチルグルコサミンからなるオリゴマーである。基質キトサンのアセチル化度を制御することにより,酵素,酵素分解度合い,長さとシークエンスが限定した派生物質からなるCHOS調整物質が生じた。本研究でStreptomyces avermitilis由来新規キトサナーゼファミリー75,SaCsn75Aによるキトサン分解について報告する。CHOS調製物質を明らかにすることで,酵素の作用機序やサブ部位特異性に関する知見を得た。完全にアセチル化,もしくは31%アセチル化したキトサンの分解反応で,酵素が非加工性,エンド型作用機序に従い分解することが明らかになった。基質として31%アセチル化キトサンを使用すると,分解反応速度は初期高速期とその後の二次緩徐期を示した。初期高速期ではアセチル化ユニット(A)はサブ部位-1に結合し生産するが,脱アセチル化ユニット(D)はサブ部位-2と+1に結合する。二次緩徐期ではDユニットはサブ部位-1に結合し生産し,アセチル化と脱アセチル化ユニット両方がサブ部位-2に結合するが,脱アセチル化ユニットはサブ部位+1に絶対的選択性を持つ。初期高速期で生じたCHOSはアセチル化還元末端を有する脱アセチルユニットからなる。二次緩徐期では,低DPで完全脱アセチル化オリゴマー(ダイマーやトリマー)を高量に生産するが,高DPオリゴマーは増加した内部アセチル化ユニットを含むアセチル化還元末端をもつ化合物が優位を占める。最大分解の為にアセチル化度を変化したキトサンの分解は,長いオリゴマーを増加し,アセチル化度を増加し,長いオリゴマーは一箇所脱アセチル化したユニットで占めた連続アセチル化ユニットシークエンスを有することを示した。SaCsn75の触媒作用は以前に明らかになったS.coelicolor(ScCsn46A)由来キトサンファミリー46の作用とは異なる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る