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J-GLOBAL ID:201202220780450336   整理番号:12A0620048

Au(111)上のアニーリングされた11-フェノキシウンデカンチオール自己組織化単分子層の(5×√3)縞状相の構造研究

Structural Investigations of the (5×√<span style=text-decoration:overline>3</span>) Striped Phase of Annealed 11-Phenoxy Undecanethiol Self-Assembled Monolayers on Au(111)
著者 (5件):
資料名:
巻: 116  号: 10  ページ: 6298-6306  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Au(111)面上に形成された11-フェノキシウンデカンチオール(phenoxy)の自己組織化単分子層(SAM)の構造を走査型トンネル顕微鏡(STM),反射吸収赤外分光法(RAIRS),偏光解析法及び接触角測定法を用いて調べた。真空中でのアニーリング(350~360Kで2~4h)前後で比較し,アニーリング効果を明らかにした。アニーリング前のphenoxySAMはSTM上では無秩序的であったが,RAIRSでは比較的有意に組織化しており,膜表面のフェノキシ基が局所的に無秩序であることを示した。アニーリング後,SAMは金基板に対し,(5×√3)直方形構造の縞状ドメインを形成することが分かった。この縞状構造をSTMにより分子レベルで観測し,各縞が二列の分子からなっていることを示した。縞状構造形成にはgauche立体配座と辺-面間で相互作用しているフェニル基の寄与が大きいことを示した。これらの研究から,有機芳香族化合物のSAMは穏和なアニーリングによって劇的に構造変化し,その最終構造形成には芳香族基間の相互作用と静電的効果が重要な役割をしていることが分かった。
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分類 (3件):
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界面化学一般  ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  顕微鏡法 
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