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J-GLOBAL ID：201202220789179112   整理番号：12A1750384

新規の冷房装置のエクセルギー経済性,環境経済性,耐久性の分析

Exergoeconomic, enviroeconomic and sustainability analyses of a novel air cooler

著者 (3件)： CALISKAN Hakan (Dep. of Mechanical Engineering, Fac. of Engineering, Ege Univ., TR-35100, Izmir, TUR) ,  DINCER Ibrahim (Fac. of Engineering and Applied Sci., Univ. of Ontario Inst. of Technol., 2000 Simcoe Street North, Oshawa, Ontario ...) ,  HEPBASLI Arif (Dep. of Energy Systems Engineering, Fac. of Engineering, Yasar Univ., 35100 Bornova, Izmir, TUR)
資料名： Energy and Buildings  (Energy and Buildings)
巻： 55  ページ： 747-756  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： A0199A  ISSN： 0378-7788  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本書では,新奇のMaisotsenkoサイクルをベースにした冷房装置で,周囲温度を一定にして,9種類の固定温度下におけるエネルギー,エクセルギー,環境性,エクセルギー経済性,環境経済性,持続性,を検討した。エネルギー分析では,湿球温度の効力,露点温度の効力,冷房能力,エネルギーのCOP,一次エネルギー比率,を計算した。またエクセルギー分析では,エクセルギー入力および出力,損失,破壊係数を,エクセルギーCOP,一次エクセルギー率,エクセルギー効率値とともに決定した。さらには,システムの耐久性分析は耐久性指標に基づいて実施した。本冷房装置の電力消費料金に関しては,1日当たり8時間,年間で125日稼動した場合で,たったの年間59.85ドルであった。最大エクセルギーコストでは固定温度37.77°Cで年間0.00228kWh/$であった。さらにまた,環境経済分析(環境コスト)では,この新奇の冷房装置は年間6.96$という非常に低いCO₂排出ベースであった。結論としては,こうした結果から,このMaisotsenkoサイクルをベースとしたこの新奇の冷房装置は独創性を示したと言えよう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *冷房装置 ,  経済学 ,  *有効エネルギー ,  環境保全 ,  耐久性 ,  建築物 ,  温熱環境 ,  快適性 ,  HVAC ,  *消費電力 ,  エネルギー効率 ,  *冷凍サイクル ,  露点 ,  成績係数
準シソーラス用語： *Maisotsenkoサイクル ,  *エクセルギー ,  エクセルギーエコノミクス

分類 (1件)： 冷房  (PC02030Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 冷房装置 ,  エクセルギー ,  経済 ,  環境経済 ,  分析