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J-GLOBAL ID：201202220838288771   整理番号：12A1572376

小土かぶり3区間を地表または坑内からの対策工と計測管理で掘る-北海道新幹線万太郎トンネル-

Tunnelling using Ground Stabilizing and Measurement Control on Small Cover Sections-Hokkaido Shinkansen Mantaro Tunnel-

著者 (4件)： 若公雅敏 (鉄道・運輸機構) ,  山崎貴之 (鉄道・運輸機構) ,  長谷部敏 (戸田・不動テトラ・北海道軌道施設共同企業体) ,  小沼宏嗣 (戸田・不動テトラ・北海道軌道施設共同企業体)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 43  号： 11  ページ： 833-838  発行年： 2012年11月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小土かぶりが1D(D:トンネル掘削幅)程度以下が3区間合計約160mになる標記山岳トンネル(延長530m)の各区間の安定対策工について述べた。トンネル坑口付近の2区間については,トンネル天端の地盤強度を確保するため,トンネル上部の地山をセメント改良土で置き換えトンネル掘削を行った。トンネル中間部付近1区間は,周辺の地滑り地形への影響を抑制するため,坑内からの対策工として注入式フォアパイリングおよび非充填式フォアポーリングを採用した。地山の動態観測の結果大きな変位,変状がなく,無事掘削を進めることができた。

シソーラス用語： 新幹線 ,  鉄道トンネル ,  *トンネル掘削 ,  山岳トンネル ,  *土被り ,  ソイルセメント ,  地盤改良 ,  パイプルーフ工法 ,  地形 ,  地滑り ,  トンネル工事
準シソーラス用語： フォアポーリング工法 ,  *小土被り ,  地滑り地形 ,  北海道新幹線

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

引用文献 (3件)：

• 1)鉄道・運輸機構:山岳トンネル設計施工標準・同解説,2008.
• 2)桜井春輔:トンネル工事における変位計測結果の評価法,土木学会論文報告集,No.317,pp.93-100,1982.
• 3)高速道路調査会:地すべり危険地における動態観測施工に関する研究(その3)報告書,日本道路公団委託,1988.

タイトルに関連する用語 (6件)： 小土かぶり ,  地表 ,  対策工 ,  計測管理 ,  北海道新幹線 ,  トンネル