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J-GLOBAL ID:201202220941631581   整理番号:12A0745689

ポリ(メタクリル酸3-[トリス(トリメチルシリルオキシ)シリル]プロピル-co-メタクリル酸メチル)/ポリ(メタクリル酸メチル-co-アクリル酸ブチル)ブレンドラテックスから得られた自己組織化組成傾斜フィルムに対する熱処理の効果

Effect of annealing on self-organized gradient film obtained from poly(3-[tris(trimethylsilyloxy)silyl] propyl methacrylate-co-methyl methacrylate)/poly(methyl methacrylate-co-n-butyl acrylate) blend latexes
著者 (5件):
資料名:
巻: 290  号:ページ: 709-718  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0415A  ISSN: 0303-402X  CODEN: CPMSB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ケイ素を含むアクリル酸エステル共重合体/ケイ素を含まないアクリル酸エステル共重合体の1:1二成分ラテックスブレンドから調製されたフィルムの,自己組織化モルホロジー,および組成傾斜分布に対する熱処理の効果を,減衰全反射-Fourier変換赤外(ATR-FTIR)分光,X線エネルギー分散分光を備えた走査型電子顕微鏡(SEM-EDX),および原子間力顕微鏡(AFM)を用いて調べた。熱処理の関数として,フィルムの厚さ方向にわたるケイ素の分布を,共焦点Raman分光(CRS)を用いて調べた。AFMの結果は,ポリ(メタクリル酸メチル-co-アクリル酸n-ブチル)ラテックスが25°Cにおいて溶融し,連続フィルムを形成することを示した。アクリル酸エステル成分の濡れ性,およびポリ(メタクリル酸3-[トリス(トリメチルシリルオキシ)シリル]プロピル-co-メタクリル酸メチル)の不均一な組成が,傾斜ブロックフィルムを生じた。ATR-FTIR測定およびSEM-EDX測定は,熱処理によりケイ素を含む成分がフィルム-空気界面に偏析することを明らかにした。CRSによりさらに,ケイ素の非線形モデル傾斜分布が示され,ケイ素成分の含量が界面で高く,バルクでは徐々に変化することが示された。熱処理温度を120°Cから180°Cに上昇させたとき,ラテックスブレンドフィルムは変化したトポグラフィーと相イメージを示し,熱処理に誘起された相分離が示唆された。さらにCRSの結果により,組成傾斜構造の破壊がブレンド二成分の相分離に起因することが示唆された。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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