抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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溶融Zn-6%Al-3%Mg合金めっき鋼板(ZAM)のスポット溶接,アーク溶接,レーザー溶接について調査し,他のZn系,Al系めっき鋼板と比較した。スポット溶接においては,1%Cr-Cu合金電極を使用し,適正電流範囲と電極寿命を調査した。ZAMの適正電流範囲の広さは他のめっき鋼板と同程度であるが,電極寿命はAlを含むためZn-5mass%Alめっき鋼板と同程度である。アーク溶接ではブローホールの発生量と継手強度への影響を調査した。ZAMはZnめっき鋼板に比べてブローホール発生は少なく,継手強度はZnめっき鋼板と同等である。レーザー溶接におけるピットやブローホールなどの欠陥発生はZnめっき鋼板に比べて少なく,ブローホールを防止できる隙間を狭くできる。ZAMは適正は溶接条件を選択することで良好な溶接継手を得ることができる。